ボクのシスコン兄貴共、今日もうるさい。 (ページ9)

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放課後

md｢A、マタアシタ｣

『ん、また明日〜！！』

ミドリが教室から出ていく。

兄2人は委員会の仕事により、先に教室を出ていった。

帰る準備が遅れてしまったボクは教室に1人。

kro｢...。｣

...いや、2人である

先程から作業しているように見せて

ボクのことを見ている気がする

...ボクなんかやったか？？

＿＿＿＿＿

準備が出来たので、一応先生に挨拶して帰ろう

確か、クロノア先生だっけ

『...クロノア先生、さよなr』

kro｢ごめん待って、靴箱まで送るよ。｣

『え、？あ、はい.....？』

え、ボク...ホントになんかしたっけ...？

＿＿＿＿＿

kro｢...最近、何か悩みとかない？｣

『え、悩み...ですか？』

先生に態々話すような悩みか...

...うーん、無いな

『特に、無いですね』

kro｢...そっか、ごめんね急に｣

『全然大丈夫です、！』

いつの間にか靴箱に着いていた

『では、先生さようなら』

kro｢...うん、気をつけて帰ってね｣

恐らく兄達は先に帰ってるだろう

久しぶりに1人で...

br｢やっと見つけた！！！｣

うわ

いつぞやの

br｢ねぇねぇ！そういや君の名前僕知らない！｣

そりゃ言ってねーもん

『は、はぁ』

br｢名前！教えて？｣

『ぇ...柊Aです、』

br｢じゃあAちゃんね！｣

br｢僕の事はブルークって呼んで？｣

『あ、はい...』

？｢ちょ！ブルーク何で急に走って...｣

？｢おい！またお前その子に絡んでんのかよ！｣

なんか増えた(白目)

br｢うるさーい！別にいーでしょ！｣

？｢ごめんね、迷惑でしょ｣

青い目をした男の人が申し訳なさそうに謝ってくる

いや貴方悪くないから

『あぁぁ、いや、全然...大丈夫です』

br｢ほら！Aちゃんもそー言ってるし！｣

？｢どう考えても困ってんだろ｣

紫の目をした人がツッコミを入れる

『いやあの、慣れてますから...』

br｢だから！...え？慣れてんの？｣

え？何。なんで喰いつく？？

『あー。私の兄がちょっと...過保護というかね...』

？｢大変そう...｣

br｢義兄さん、｣

？｢ちげーだろ｣

今度は黄色の髪の人がツッコミを入れる

br｢その義兄さんと2人で喋れるかなぁ｣

br｢気が合わなかったらどうしよう｣

？｢...なんか色々めんどくせえからいいや｣

『12人いるんですけど』

全員｢ん？？？｣

『兄、12人います』

？｢え？｣

br｢随分...お元気な...ご両親ですね...｣

？｢バカ｣