ボクのシスコン兄貴共、今日もうるさい。 (ページ13)

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？side

｢Aってすぐ死んじゃいそうで怖い！！！｣

え

｢絶対ーーー傷つくらんでな｣

｢ーーー後遺症、ーーーーー怖い｣

...ぺいんとさんの言ってることは正しいみたいだ

やっぱり自殺しようとしてるんだ

後で3人に報告しておこう

“sin side、終了”

・

体育

ドッチボールをするらしい

は？？

やだ

しかも隣のクラスと合同らしい

だるいって()

そう思いながら体操服に着替え、体育館に向かう

＿＿＿＿＿＿＿＿

trz｢初めまして、俺は体育の教師を務めてる、緑山智裕(みどりやまともやす)｣

trz｢トラゾーって呼ばれるのに慣れてるからそれで頼みまーす｣

独特なあだ名...()

そして何故ボクと目が合っている？？

自意識過剰カナ？？

＿＿＿＿＿＿＿

ピーーーー！！

笛の合図と共にドッチボールが始まった

ちなみに兄貴2人ともチームは別だった

ミドリとはチーム一緒。やったネ！！！

＿＿＿＿＿＿＿＿

男子達がボールを投げあっているのを

ミドリと共に傍観してた。

男子達が一生キャッチボールをするだけ。

たまにボールに当たった男子が外野に行く。

『(帰りてー。)』

相手コートの男子がボールを投げる

ツルっと滑った。

男子は焦った表情でコチラを見る。

ボールはボクの顔一直線に向かってきた。

は？

無理

すんごいスピードでボールが飛んでくる。

傍にいるミドリも青ざめていた。

ボクは、これから来るであろう痛みを覚悟して

目を閉じた

パシッ！！

大きな音がして...痛みは来ない。

？｢大丈夫ですか？｣

『え』

md｢ﾚｳｻﾝ、！！！｣

変わった帽子を被っている可愛らしい男の子がいた。

どうやら、この人がボールを取ってくれたみたいだ

『ありがとうございます...！』

ru｢無事なら良かったです！｣

・

その帽子体育なのに外さないんだ...

某ゲームのMOBを思い出させるような帽子を被る恩人を見て、そう思った

結果、うちのチームが勝った。

殆ど何もしてないけど←

md｢A、サッキの人、ｵﾚﾉﾄﾓﾀﾞﾁ｣

『え、そうなの？』

確かにあの時、何かミドリ言ってた気がするなぁ...

md｢この人、ﾚｳｻﾝ｣

ミドリは、すぐ傍をたまたま歩いていたあの人の腕を掴んだ

ru｢え？あ、俺はレウクラウドです、レウでいいですよ！｣

『あ、柊Aです、さっきはほんとにありがとうございますした...！！』

ru｢いやいや！全然大丈夫ですよ！｣

普通にいい人だな