No.42 ページ43
次の日から、私のクラスに空席ができた。
初めは風邪かなって
次はズル休みかなって
そして、、なんでって。
ジョシュアに聞いても「分からない」って困ったように微笑むだけ。
会えないほど会いたいは強くなって、君の姿を探すばかり。
席はなかなか埋まることはなく気づけば春が来て、私たちの学年は１つ上がっていた。
もちろん君も。
「A久しぶり。でもないね」
1ヶ月ほど来ないだけで懐かしく感じる学校の玄関に、長期休み明けなのに懐かしく感じないジュン君がいた。
「久しぶりじゃないね」
長期休みはジュン君の撮影も休みで、沢山遊んでいた。
そのせいか、前よりも距離が近くてなんだか安心する存在。
「おっ！Aジュンおはよ〜」
元気なミンギュの声が廊下に響いた。
「みんなおはよう」
その隣にはジョシュアもいて、もしかしたらって、ハニを探した。
けどやっぱり、私の探してる姿は見つからなかった。
上靴を取って、ハニの靴箱を見て、今日も君はいないんだって、それがだんだん当たり前になっていく。
「A？」
「あ、ジョシュア…」
隣で上靴に履き替える彼。
本当に、ハニのこと知らないのかな。
「ねぇ、ハニのこと、、、本当に何も知らないの」
ジョシュアが一瞬、動きを止めたように感じた。
本当は知ってるんでしょ。
「ジョシュア……お願い…教えてよ」
もう降参だ。
平然を装うのは難しい。
私は何かに負けたように耐えるのをやめた。
「ハニ…どうしてこないの、、」
泣きそうな私にジョシュアはどうしたらいいのか分からなかったんだと思う。
「Aあのね、、」
なだめるように、何かを言おうとして、、
やっぱり辞めるんだね。
「僕からは言えない、、」ごめんね。
わたしの頭に手を置いて、ジョシュアは行ってしまった。
下を向いて唇をぐっと噛んだ。
もどかしいこの気持ちがストレスだ。
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きゅうり(プロフ) - sanaさん» ありがとうございますっ！期待に応えられるよう頑張ります！ (2018年10月13日 22時) (
レス) id: 768ca4a300 (このIDを非表示/違反報告)
sana - すごく面白いです！更新楽しみにしてます☆頑張って下さい！(^^) (2018年10月13日 2時) (レス) id: 0e2a547839 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - まるさん» すみません。外すのを忘れてしまいました。ご指摘ありがとうございます。ちゃんと外れたでしょうか (2018年9月22日 19時) (レス) id: 768ca4a300 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをご確認下さい。そしてオリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月22日 12時) (レス) id: 54fc495649 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゅうり | 作成日時：2018年9月2日 2時
