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隊士A「ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ」
「はぁ……よかった」
カナヲ「……」
善逸「。。。。」
「怯えてるの？それくらい貴方は酷いことを言った。違わない？
そんなんでこの先鬼相手に闘える？
人が愛していた大切な人のことをよくそんなに侮辱できるね……
最低」
何があったのか分からないが
地面にさした刀を乱雑に抜き取り
その隊士に流し目を……睨みつけて去っていった。
「あなたのなまえ……『うるさい』
善逸「今はそっとしておこう。」
カナヲ「ねぇまって。」
カナヲが突然呼び止めた
「どうかしたか？」
カナヲ「なんか足引きづってない？」
善逸「……遠くて見えないや」
カナヲ「気のせいかな」
目のいいカナヲはこの時気づいていたのかもしれない。
隊士Aがあなたのなまえを襲っていたこと。
でも、さすがに距離が離れすぎて
確証を得ることが出来なかった。
隊士A「なぁ……あいつを訴えてくれないか!?頼む！？たのむ！！」
「何があったのか説明してくれないか？」
隊士A「あいつが……いきなり襲ってきて……
」
嘘の匂いがした。
善逸「嘘をつかないでくれ。あなたのなまえちゃんは大切な仲間なんだ。もう分かるんだよ。」
「嘘をつくな。これ以上あなたのなまえを苦しめないでくれ……頼む。」
あなたのなまえの悪口が広まって言ってることは分かっていた。
あなたのなまえがまた苦しむことも分かっている。
だからこそ広まる前に止めたかった。
カナヲ「ねぇ」
隊士A「な、なんだよ……」
カナヲ「あなたのなまえの噂を広めたのは誰？」
隊士A「知るかよ……」
カナヲ「ねぇ」
隊士A「うっせ〜な」
カナヲ「無駄な抵抗はよして。少なくとも君よりは強いから。
あなたのなまえをこれ以上苦しめるのはやめて。私の初めての友達なの。
人の人生はね、1秒で変わることだってある。
今あなたのその発言で
実際に誰かが苦しんだかもしれない。
ねぇ。あなたのなまえの足首、斬ったのはあなた？」
隊士A「ｯ……鬼だから…………あいつは鬼だから!!!!」
カナヲが珍しく怒っていた。
カナヲ「鬼じゃないから。しっかり人間の血。人間から生まれた。
あなたがあなたのなまえのことを鬼と思うなら
虚言しか吐かないあなたの方がもっと鬼よ。鬼。いこう。炭治郎。善逸」
善逸「うん……」
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?(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます!!!! (2020年6月10日 22時) (
レス) id: d20f27bb58 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 待って、こういうストーリーすごく好きです……！めっちゃ語彙力あって羨ましい……続編ありがとうございます！ (2020年6月10日 22時) (レス) id: 649222b5f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きょうもっちゃん | 作成日時：2020年6月10日 22時
