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家に帰ると、横山くんだけじゃなく 村上さんと渋谷さんがいた。
もう夜中やし、泊まってもらって良かったよな？
一応ここは横山くんの家。
でもまあ、俺の家でもあるし。
村上さんが渋谷さんを布団の上に抱っこして移しているのを見て、
あ、親子みたい。とか思ったのは内緒。
「ほんなら、おやすみ」
「おやすみなさい」
二人にはリビングで寝てもらって、俺も軽くシャワーを浴びて、横山くんのベッドに入った。
「っ･･････大倉？」
「ごめん、起こしてもうた････どないしたん？」
ぎゅうって、抱きついてきた。
痛いくらいに、自分の頭を俺の胸につけて。
震えてる指、バクバクいっている心臓、濡れてる頬。
「大丈夫、俺おるから」
「･･････大倉」
安心した。
横山くんは、俺の名前を呼んでくれた。
横山くんはそのまま、
ずっと俺の名前を呼んでて。
ずっと、俺に抱きついてて。
ずっと、泣いてた。
何十分経ったんだろう。
「ごめ、ありがと･･････」
小さな声で呟いた横山くん。
離れようとしたのを、無理矢理抱きしめる。
「どないしたん？」
「･････なんもない」
なんもない、か。
俺も安田さんと何かあったら、そう言うんかな。
「横山くん」
「ん？」
「俺、やっぱり最悪や」
「･･･････俺は、酷い人間やから。大丈夫」
そっか、としか言えなかった自分が。
納得してしまった自分が。
無性に嫌いになる時が、ふとした瞬間にやってくる。
「ごめん、おやすみ」
「うん、おやすみ」
眠いんだ。きっと、そうだ。
じんわりとやってきた睡魔に、そのまま襲われると、
いつの間にか、隣の温かみは消えていた。
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∞ - 大倉と章ちゃんはやっぱ腹黒丸ちゃん程度ならどんな事やっても可愛げがあるオイタ程度だけど大倉と章ちゃんだけは絶対許せ無い (2017年5月24日 16時) (
レス) id: 911e3895c3 (このIDを非表示/違反報告)
横ちょ - 誰が被害者で誰が加害者かわからない結局お互い振り回されあったりしてる訳でしょドロドロ (2017年5月24日 16時) (レス) id: 911e3895c3 (このIDを非表示/違反報告)
碧海**(プロフ) - はじめまして!絡みに絡まってますね。こうゆうお話好きです♪青担な私ですけど、横山さんと丸ちゃんがヤバい(#^.^#)応援してますので、更新がんばってください☆ (2014年2月14日 23時) (レス) id: 5ba69eeef1 (このIDを非表示/違反報告)
有岡俊 - 更新頑張ってください！！応援しています！ (2014年1月12日 13時) (レス) id: 182484c477 (このIDを非表示/違反報告)
やすば☆(プロフ) - マルのキャラが無償に好きになる///更新がんばってください！ (2013年12月23日 19時) (レス) id: c58a37caf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら。 | 作成日時：2013年12月19日 18時
