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笑顔の大倉くん。
寝顔の大倉くん。
拗ねてるらしい大倉くん。
連射で何枚も似たような大倉くんがおったり。
海をバックの大倉くん。
んで、寝顔の雛と俺。
「なんでやねんっ！！」
「待てっ！消すな！
あいつ 自分の携帯触られたら、めっちゃキレんの知っとるやろっ！！」
「いやいや、おかしいって！32のおっさんの寝顔？！
必要性どこっ？！需要ないって！」
「需要言うなっ！！つか、俺らだけで何枚撮ってん･････ね･･････ん････」
「･･････これ、誰？」
スクロールさせていくと、知らん顔二人がおった。
猿みたいな顔やけど、めっちゃ可愛らしい顔つきの男。
細長で、色気が画面越しに ひしひしと伝わる男。
男というには幼くて、でも顔は出来上がっている少年二人。
それを見て、隣の空気が固まった。
「･･････あいつなんなん」
雛がそう呟いたのを聞いて、俺は思わず雛の方を向いてしまった。
「っうわ･････あぶなっ」
「ちょっと貸して」
「え、ちょ」
雛の頬すれすれ。俺の唇が当たりかけてた。
それでちょっとドキマギしてる俺も嫌やけど。
普通に俺の手元から携帯取って、慣れない手つきで画面をイジってる雛はもっと嫌や。
「あいつ･･････ほっんま、アホ」
違うフォルダーに変えたらしく、大倉くんの写真は消えて。
俺と 雛と 知らん少年二人の写真ばっかりになった。
「なぁ。これ誰？」
そう聞くと また指を動かして、見せてくれたのは4人が写っている写真だった。
よく見ると、写真を写メで撮り直していて、よっぽど その写真が大切なんだろうと思った。
可愛い少年、色気ムンムン少年、横、雛の4人の写真。
どこか、確実に訪れたことのある住宅がバック。
「これ、横の前の家」
「････あっ、あぁぁ！！」
あぁ、そうだそうだ。
この住宅の3階の横の部屋で、色んなAv見たり、本見たり、丸の事で喧嘩したり。
もう何年前だろう。最後にこの家に行ったのは。
「んで、こいつら二人は俺らの3つ下」
アップになった見知らぬ少年二人。
色気ムンムン少年を指差して、
「これ、幼馴染」
「へぇ、そうなん？」
次にその右側の可愛い少年を指差して、
「これ、大倉くんの元恋人」
「･････えっ、いや、え？」
思っていたより、世界は狭いらしい。
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∞ - 大倉と章ちゃんはやっぱ腹黒丸ちゃん程度ならどんな事やっても可愛げがあるオイタ程度だけど大倉と章ちゃんだけは絶対許せ無い (2017年5月24日 16時) (
レス) id: 911e3895c3 (このIDを非表示/違反報告)
横ちょ - 誰が被害者で誰が加害者かわからない結局お互い振り回されあったりしてる訳でしょドロドロ (2017年5月24日 16時) (レス) id: 911e3895c3 (このIDを非表示/違反報告)
碧海**(プロフ) - はじめまして!絡みに絡まってますね。こうゆうお話好きです♪青担な私ですけど、横山さんと丸ちゃんがヤバい(#^.^#)応援してますので、更新がんばってください☆ (2014年2月14日 23時) (レス) id: 5ba69eeef1 (このIDを非表示/違反報告)
有岡俊 - 更新頑張ってください！！応援しています！ (2014年1月12日 13時) (レス) id: 182484c477 (このIDを非表示/違反報告)
やすば☆(プロフ) - マルのキャラが無償に好きになる///更新がんばってください！ (2013年12月23日 19時) (レス) id: c58a37caf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら。 | 作成日時：2013年12月19日 18時
