黒い組織の爆弾魔と彼ら【松田陣平/黒の組織】 (ページ13)

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第7話原作開始4年前/白薔薇ページ13

Aside

『今年も来たよ、トーイチ』

この今にも凍ってしまいそうな真冬の中、俺は墓参りにやってきた

『確か、出会いはどっかのビルの屋上だっけ？
それでそっから殺.人しないって約束して…
たまに、宝石泥棒の手助けもしたっけ？笑』

けど、もう、そんなことも、

…でも、お墓があるだけマシなのかも
ちゃんとトーイチが生きてたって証
ここにあるから、誰かが覚えているから、今も盗一は生きてる

『今日はね、5本持ってきたよ』

俺に色んなことを教えてくれて、嬉しかった、尊敬してた。

だから、余計苦しかった、組織の人間だったらこんな想いしなかったと思う。オレに、愛をくれた人

『そういえばさ、最近新人が入ってきたんだよねー』

確か、全員ウイスキーのコードネームだったような…？
まぁいいや

『また来るよ、トーイチ』

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「今、親父の墓場に誰かいたような…？」

ま、気の所為か

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花言葉

5本の薔薇→ あなたに出会えた心からの喜び

白薔薇→ 約束を守る、無邪気、心からの尊敬

＊この花言葉たち以外にも花言葉はありますが、このお話での意味合い的にはこういうことだよっていうやつです。