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▷ 至side
お、朝から姫に会えるなんて幸せだ。
至 ｢おはよ。姫。｣
『...っあぁ。おはよ。』
ん？
至 ｢どうかした？元気ないみたいだけど。｣
『大丈夫。』
今日塩過ぎない？！
待って、俺嫌われてんの？
いつもなら眩しい笑顔でおはよっ！至さん！
って言ってくれるのに...
これは監督さんに聞くしかない。
至 ｢ねぇ監督さん。｣
い ｢はい？｣
至 ｢姫今日どうしたの？｣
い ｢...姫？｣
至 ｢あぁ、A。｣
俺の姫呼びはどうやら浸透してないらしい。
い ｢...どうかしたっていうか...
あの、今日、ツンの日みたいで。｣
至 ｢ツンの日...？｣
い ｢そうなんです。
1年に1回、ツンツンする日があるんです。
本当にしんどいです。｣
監督さんも姫のこと大好きだもんね。
至 ｢マジか...今日、部屋にこもっとこうかな...｣
い ｢...それは、いつものことでは...？
明日になったら元に戻るんで！
元に戻った時感動しますよ〜！！｣
至 ｢...じゃあ、それ目当てに(イベント)頑張るよ。｣
そしてしばらく様子を観察していると...
万 ｢おー、A。おはよ。｣
『...はよ。』
万 ｢えっ？｣
至 ｢ｯﾌﾞﾌｯwww｣
万 ｢なんだよ至さん。｣
至 ｢素っ気なく返されてて草｣
万 ｢...じゃあ至さんが話しかけてみてくださいよ。｣
至 ｢...それは無理｣
万 ｢...あれあれあれっ？なんでですかぁ？｣
至 ｢俺、部屋こもるから。｣
万 ｢あー、イベント今日からだっけ？｣
至 ｢やるぞ。万里｣
万 ｢へいへい。｣
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作者名：咲良。 x他1人 | 作成日時：2020年11月23日 12時
