俺の貞操が今まで以上に危険です【キメツ学園】

貞操７ ページ7

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＿＿＿ドンッ！！





俯きながら歩いていると、突然勢いよく何かにぶつかった。


あまりの勢いに思わず吹っ飛んでしまった。





『 ッ、すみませ·····、って煉獄先生！ 』


「 A、すまない！怪我はないか？ 」


『 ち、ちかいんですけど····· 』




鼻と鼻がぶつかるくらい近い距離と腰に回された腕


俺は今、この人に抱き寄せられているわけだ。





「 ···手が擦りむけているな。

本当に申し訳ないことをした、こんなにも綺麗な手なのに傷を付けてしまって 」


『 ゃ、いいですからッ····、なめちゃ、だめ···！ 』


「 君は本当に可愛らしい。

·····それに俺を煽るのが上手い 」


『 なに、言って···！ 』




こんなとこ誰かに見られたらどうするんだよ


絶対噂される···、それだけは避けたいッ！！！





「 ···見つけたぞ杏寿郎！

って、座り込んで何してるんだ？遂に鳩尾でも貫かれたか？ 」


「 ·····猗窩座か 」


「 何を隠しているんだ？俺にも見せろ 」




バッ！と煉獄先生の右肩から顔を出してきたのは、三年生の猗窩座だった。






「 お前もしかして···、煉獄に襲われているのか？ 」



『 見ればわかるでしょこの喧嘩バカ！！ 』



「 いいな俺得で！ 」



『 は？ 』



「 さぁ杏寿郎、俺は立ち去るから続けてくれ 」





何言ってんだよこの先輩は·····！！！









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＿＿＿猗窩座 (18)

Aと杏寿郎にしつこく付き纏う男。
Aと杏寿郎には上手くいって欲しいらしくあの手この手でくっつけようとする。
喧嘩バカでよく他校の生徒と殴り合っている。

口癖は「 Aと杏寿郎の距離感が好きだ。だからとっととハメられろ(最低) 」





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