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『一週間以内に、あなたの財宝を頂きに行きます。』
bermuda triangleが韓国内に現れた。
韓国のある有名企業の社長へその手紙が届いた。
警察の厳戒態勢の中、一週間何も起こらずに、
『無事、頂きました。』
という手紙だけが届いた。
宝石は何一つ取られていなかったにも関わらず、
その手紙を握った社長は悔しそうにしていた。
無駄足を踏んだことに苛立ったのか、
それとも何か別のものが盗まれたのか、
それはわからない。
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JUNGKOOK side
『bermuda triangleは何者か？！』
世間が作り上げた都市伝説のような気もする。
しかし、
世界ではかなりの数のお宝が盗まれているという。
しかも博物館とかからではなく、
大富豪や有名芸能人の自宅から盗んだものなど。
盗んで売られた形跡もなく、
何が目的なのかもわからない。
記者は、
こういった謎が好物である。
JM「単純に盗めなかったからバミューダ何ちゃらは意地を張って、手紙送ったんじゃないですか？」
ジミンひょんはそう呟いた。
JH「あれだけ世界で盗んできてるのに、ここで失敗なんかするかな…」
ホソクひょんは彼等のことを信じているようだった。
SG「バミューダトライアングル……が、成功していてほしいけどな。韓国の警察だけが阻止した！みたいな感じで他社の記事はあるけどよ、……そこまで胸張れることでもないのに」
ユンギひょんはそう言った。
V「実は、盗んだのはあなたの心でした！的な？！」
JN「それはアニメの見すぎ」
テヒョンひょんと、ジンひょんの掛け合いが終わり、
JN「で、ナムジュン。これからどうする？
bermuda triangleでも追う？」
そう訪ねた。
この事件は取りあげて成果を挙げれば、
昇格はまちがいないし、
世間はこのネタで持ちきりだ。
NJ「奴等が韓国内にいるならもっと大胆なことをするだろう。……それを狙う。」
ナムジュンひょんがリーダーの僕らは、
単独で取材や盗撮をするのではなく、
グループで動き、独断で遂行する記者である。
だから給料も安く、上司もおらず、
会社内でも扱いはひどく、最上階の物置を改造し、
僕らの部屋を作った。
その代わり、
面白い記事を作ったぶんだけ、
会社からの臨時収入も大きい。
真実を追うことのスリルと期待感で、
快感は生まれ、
写真に証拠を納めるだけで、
胸が踊る。
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作者名：square | 作成日時：2018年3月19日 15時
