外 ページ27
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Aは外に出て、少し遠くから入り口を眺めていた。
様々な人間が行き来している。
パリストンがくれたリストにのってる奴もいるし、
ブラックリストに載ってる奴もいる。
しかし、クラピカの姿は見当たらない。
まさか、来ていないのだろうか。
それとも別の事をしているのだろうか。
そんな考え事がどんどん脳裏に過る。
すると、
「！！！！！！！」
Aは、ガッと誰かに腕を捕まれた。
気配など一切感じなかった。
そんなこと常人では不可能である。
そのまま一気に裏道に引きずり込まれる。
やり手だ、……と、Aは体に力を入れる。
体の中に流れる血と念を混ぜ合わせて、
体に傷が入ったとたんに、相手を毒で殺す。
Aの念に気づいたのか、
相手はサッと手を離し、Aと距離を置いた。
「待って待って待って！」
と、聞き覚えのある声であった。
裏道に街灯はなく、誰かはわからないが、
確かにAには面識のある人物であった。
月が雲から顔を出したとき、その相手の顔は照らされた。
「オレだよ、
________シャルナークだよ。」
やや緑がかった金髪の彼は、
シャルナーク＝リュウセイ。
「何にも危害を与えるつもりはないから、
ちょっと念、抑えてくれないかな？」
「怖いんだけど、」と両手をあげて降参ポーズをとる。
Aはスッと少しだけ抑えた。
旅団であっても、Aを恐れる。シャルナークは戦闘要員でないため余計にAには敵わないと思っているのだろう。
「どうして、ここに？」
Aは尋ねた。これが愚問であることはわかっていたが、シャルナークがいきなり目の前に現れ、動揺のあまり聞いてしまっていた。
「……それはこっちの台詞だよ。数ヵ月前に団長に頼まれて、このオークションの顧客リストを送っただろう？…そっちこそ俺達がここに来ることはわかってたはずだけど？」
わかってはいた。
しかし、
こんな早くに出会ってしまうとは思わなかったのだ。
「地下競売だとは思わなかった。」
せめてもの見苦しい良い訳だ。
「じゃあ、Aは今、別の人に雇われて来てるの？」
シャルナークはなるべく"ハンター協会"のことを言わずにいた。もし、ハンター協会からの仕事であれば、必ず旅団絡みであるに違いないと思ったからである。
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χ(プロフ) - 苺さん» 苺さん、いつもいつも本当にありがとうございます。私のような作者は決して占ツクの読者様の期待に沿えないようなダメ作者なのですが、それでも応援してくださり本当に嬉しいです。 (2019年4月1日 22時) (
レス) id: ce49c7014e (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - 前作にてコメントをさせて頂きました苺です！作者よりのページを読みました。心中お察し致します。作者様の考えは凄いと思います！ほとんどの方々は更新されずに放置ですが完結させようとしている所は本当に凄いと思います。これからも勝手ながら応援させて頂きます！ (2019年3月28日 20時) (レス) id: 6c6e9dd4b6 (このIDを非表示/違反報告)
χ(プロフ) - 名無し80592号さん» そう言って頂けて本当にありがとうございます……！頑張ります！！ (2019年3月28日 19時) (レス) id: ce49c7014e (このIDを非表示/違反報告)
名無し80592号(プロフ) - 楽しみに待っています！気が向いたら更新お願いします!!＿|＼○＿ (2019年3月28日 19時) (レス) id: 662db16a21 (このIDを非表示/違反報告)
χ(プロフ) - 名無し80592号さん» 更新はしていくつもりです。しかし、かなり遅いです。これについては本当に申し訳ないです。 (2019年3月28日 19時) (レス) id: ce49c7014e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Χ | 作成日時：2018年11月1日 19時
