憧れのお前に会えて…２【BANANAFISH】【男主】 (ページ29)

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75話ページ29

アッシュ side

「おまたせ。さぁ行こうか。あっ。アッシュ!!これを足首につけといてくれないか？」

そう言ってAから渡されたのはミサンガのようなもの。

「俺の大事なもん。さっきの英ちゃんの足にもつけてきた!!だから3人でお揃いでつけよう！」

俺は受け取り右足首につけた。

家を出ると車に乗り込んだ。

英二が出てくるのを見てAがﾎﾞｿﾘと呟いた。

「大丈夫…みんなのためだから…俺なんかでみんなが助かるんだから…(ﾎﾞｿｯ)」

はっきりと聞き取れた。

俺はなんも言ってやれなかった。

守ってやるなんて無責任なこと言えねぇ。

それからマックスのところに行き…

「気でも触れたのか！！冗談じゃないぞ！！どれだけ苦労したと((「よせっ！」」

「こいつは本気だ。英二か…あいつが危ないのか…」

俺が無言で銃を向けているとおっさんは

「行け。言ってお前の大切な友達を救え。

それともう1つ。Aはどうなる。」

『俺と一緒に行く。』

「そうか。守ってやれよ。」

俺はその言葉に唇をかみ締めた。

俺は資料を受け取って急いで車に戻った。

助っ席には耳を塞ぎ何が呟いているAが…

『A？』

肩に手を置くとﾋﾞｸｯとさせ俺の方を見た。

「っ！！…おかえりアッシュ｡」

そう言って微笑む。

『ごめん。ごめんな…A…』

俺がそう言うとお前は必ず…

「何言ってんだよ。アッシュのせいじゃないだろ？」

そう返してくれるだろう。

俺は約束の場所に車を走らせた。

「やぁ。時間に性格だね。ものは？」

俺はユーシスに資料を見せた。

「結構。さすが君だ。

という訳です。ムッシュ…」

「お見事ですユエルンどの感服致しました。」

俺とAは縛られ車に乗せられた。

英二 side

「やっぱ目立つよな…」

「奴らとはショーターの1件で揉めてるからってもここにショーターいるから大丈夫か…」

「まぁな。」

「ほんとにシンなら何か知ってんのかよ。」

『僕の勘だけどシンはユエルンと繋がってるから…』

「っ！！」

僕たちの前に立ちはだかる人達…

「くせぇなぁ豚の匂いがプンプンするぜ。」

「おい。お前ら。俺の友達にその口はねぇんじゃねぇか？」

「ショ!!ショーター!!生きてたのか！！？」

「勝手に殺すな！」

僕達はシンの所へ来た。

『君に話があってきたんだ。』

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