優しく落ち着く匂い【ういらぶ｡】【藤蛍太】 (ページ6)

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少しの嫉妬と優しさページ6

前回の続き
(登校中ですが少し場面が変わります。)
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「あの5人幼馴染なんだよね！」

「しかも、同じマンションの同じ階！」

「しかも、全員あのビジュアル！」

「最強だよねー!!」

「あー…もうイケメンすぎる、和泉凛！アイドルみたい!もうヤバーイ!!」

「私は、藤蛍太くん推し！顔可愛くて。もうタイプすぎるー!!」

「美人だよな…坂下暦!ちょっと、あのキツそうな所がいい!!」

「でも、彼女にするなら春名優羽じゃん！ちょー可愛いー!!」

「でもでも！佐野Aもいいよなー!!運動神経が抜群で、顔可愛くて、性格イケメンだけど、他4人に比べて背が低いのはギャップ萌えだよなー!!」

蛍太「モテモテだなー！女子にも男子にも！」

『蛍太の方がすごいじゃん！ホント、女子の歓声が凄いこと。』
と、最後の方は少し嫌味っぽく言った。

確かに蛍太はイケメンだからモテる。
でも、だからこそ気に食わない。

変な嫉妬のようなものなのかもしれない。

蛍太「どうした？」

『なんでもない…。』

蛍太「気になるじゃん！」

とほっぺたを引っ張られた。

『うるひゃいッ！は､にゃしてよッ！』

蛍太にほっぺたを引っ張られたままだったので、変な喋り方になった。

言えるわけないじゃん！察してよ！

暦は、そんな私の気持ちを察したのか、
暦「朝から喧嘩しないッ！蛍太も離してあげな。後で私が聞いておくから。」

と、言ってくれて、
蛍太は納得していない表情で渋々といった感じで、私のほっぺたから手を離した。

それでも、「ごめんな。」と申し訳なさそうに言う蛍太は優しい。
その言動に、「蛍太は悪くないのに。」と少し心が痛くなったが、

蛍太の優しさが嬉しくて
自然と少し口角が上がっていた。

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余ったので少しだけおまけを。

Aに質問コーナー！

Ｑ蛍太の好きなところは？
『昔から、私が寂しいと思ってる時に、ずっと傍にいてくれるところとか、私が風邪を引いたりしたら、1番心配してくれる、少し過保護だけど優しいところ！
あと、笑った顔！可愛いんですよねー！ホントに女子たちがキャーキャー言うのはすごい分かります！
でも、やっぱり全部好きですね！』

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毎回タイトルを考えるのが、センスないから難しい笑