-39- ページ39
萩谷side
「ねぇ、一緒に寝ちゃダメ?」
萩「え?」
「一人部屋だと、怖くて眠れなくて…。」
そう言うAの目は、悲しんでいた。
萩「何か嫌なことあったの?」
「うん…思い出しちゃって…。」
萩「そっか。俺の部屋、狭いよ?」
「大丈夫。」
俺の部屋に行って、ベッドに入る。
できるだけ離れて、寝ようと思ったんだけど。
ギュッ
向かい合っていた俺に、抱きついてきたA。
ちょ、やばい…
この状態で普通に寝てるA、すごいな。
「……ススッ」
Aを見た。
……泣いてるの?
その涙を見ると、Aの腕を離す気にならなかった。
本当に嫌なことだったんだな…
ギュッ
Aを抱きしめた。
少し落ち着いたかな?
それにしても、Aは何を思い出して、あんな悲しい目をしていたんだろう。
君は一体どこから来たの?
一体何者なの?
ねぇ、教えて?
.
175人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:だーちゃん。 | 作成日時:2016年6月30日 22時