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次の日。

淳弥は店に早く行った。あまりにも早すぎたので、古謝は目を丸くしていた。


古謝「早すぎひんか?」


朝田「Aちゃんより早く来たかってん。」


古謝「そんな競走なんかせんでも。」


朝田「競走じゃないよ。Aちゃんのおらん所で古謝くんに言いたいことがあんの。」


古謝「何や?」


朝田「昨日は僕がAちゃんのこと慰めないとって思ってたけど、ただの自惚れやったみたい。
やから、僕は全部首突っ込むんじゃなくて、僕なりに頑張ってみることにした。」


古謝「そうか。そう言ってくれると、俺もちゃんと背中を押せる。」


朝田「ありがとう。」


二人が店の掃除をしていると、Aが来た。


山崎「あれ、淳弥くん来るの早いな!」


朝田「今日はそういう気分やってん。」


山崎「そっか。あ、古謝ちょっといい?」


古謝「はいよ。」


古謝とAは、厨房の方に行った。


山崎「こないだはごめん。」


古謝「大丈夫。そんな頭下げなくてもいいよ。」


山崎「古謝が気遣ってくれてたのに、私は自分のことしか考えてなかった。」


古謝「そんなことない。AにはAなりの思いがあるんやから仕方ない。」


山崎「ほんまにごめん。」


古謝「大丈夫やから。Aよそよそしかったから心配しとってん。」


山崎「古謝、優しすぎる。泣きそう。」


古謝「いや泣くな。」


Aの頭を古謝が軽く叩いて、二人の間にいつもの空気が戻ってきた。


古謝「よし、今日も店開けるで〜!」


二人『はーい!』

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作者名:だーちゃん。 | 作成日時:2017年9月10日 0時

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