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松本side
立派な木々に囲まれたなかなかの距離の一本道をひたすら歩く、現役で野球をやっていた身でも疲れが出てきた
綾羽「疲れましたか？」
佐海さんはへっちゃらな表情で俺に問いかける
女性に負けるなんてプライドが許さない、
松本「全然！まだまだ、余裕ですよ」
佐海さんは、たくましいと微笑んで歩き続けた。
急な山道をかれこれ1時間位歩いて俺はへとへと
着いたときには全身に汗が滲んでいた
綾羽「お疲れ様です！着きました！ここが嵐島シェアハウスです！！」
下を向いて息を整えていた顔を上げると、そこには真っ白な壁のちいさな建物。
綾羽「松本さんが入ってピッタリ！やっと全部屋に人が入りました！」
たしか在宅人数は4人だったから、5つしか部屋がないのか。
綾羽「小さいですがとってもあたたかい人たちが住んでいますよ！ご安心ください！さ！中に入りましょう！」
へとへとな俺を見てお荷物持ちましょうか？と半笑いで聞いていたから、大丈夫ですと強めに断った
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作者名：めい | 作成日時：2019年2月17日 11時
