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相葉side
『相葉ちゃん冷えぴたと水お願いします』
大ちゃんからの電話
「りょーかい！」
俺は慣れた手つきで頼まれたものを用意して3階へ向かう。ノック無しでそっと扉を開けるとピピッと体温計の音が
「どう？」
大野「38.5これは長引くな」
たしかに、翔ちゃんが8度超えると普通の人より長引く、今日は松潤に消化の良いもの頼んどくか
「翔ちゃん？」
顔を覗くと薄っすらと目を開けて弱く微笑んだ
その笑顔は辛そうだったけど、なんだか安心した
「大丈夫、そばにいるからね」
翔ちゃんのふわふわで柔らかい頭をそっと撫でる
すると、布団の中から手が出てきて小指を立てた
これはもう俺達の恒例
その小指に俺の小指を絡めて微笑んでみせた
「約束」
翔ちゃんは安心したように目を閉じた。
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作者名：めい | 作成日時：2019年2月17日 11時
