今日:11 hit、昨日:38 hit、合計:78,983 hit
小｜中｜大
･ ページ24
大野side
冷たい廊下を歩いて3階の翔くんの部屋に行く
コンコンと優しく赤い扉をならす
「翔くーん起きてるー？」
返事はなし
「入るよー？」
一言言って扉を開く
翔くんはまだベッドにいた。顔の見えるところまで行くと、息を荒げて顔を赤くしていた。
「翔くん？」
優しく声をかけて横向きの身体の肩をとんとん、と叩く。すると、大きな目がゆっくりと開いて俺をとらえる
「辛いね、待ってて。相葉ちゃんに冷えぴた持ってきてもらうから」
櫻井「ごめんね」
「いいのいいの」
再び目を閉じた翔くんを横目に相葉ちゃんに電話する。冷えぴたと水を頼んで電話を切った
翔くんの首に手を当てると熱が伝わってくる
「こりゃ高いな…」
翔くんの部屋には体温計が置いてある。
ほぼ翔くんにしか使わないからね(笑)
俺らはそのためにここにいるんだから
起こさないように翔くんに体温計をはさむ
ベッドの横に座って釣りの練習をしていると体温計がピピッっ鳴った。と同時に相葉ちゃんが入ってくる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 75人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めい | 作成日時：2019年2月17日 11時
