【東京喰種】孤児院少年【男主】 (ページ6)

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孤児院少年．５ページ6

_ Aside _
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あの後は，久し振りに笛口さん達が
あんていくに来た

勿論，雛実ちゃんも来ていた

僕は結構前からここにお世話になっているから，笛口さんとも雛実ちゃんとも顔見知りだ

雛実ちゃんは，金木さんを見ると笛口さんの後ろに隠れちゃったけど，僕が金木さんは優しい人だよッて教えたら，ほんの少しだけど金木さんに興味を持ってくれたみたいだった

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で，これはこの前の話....

今はあんていくにはおらず，外に出ている
因みに金木さんも一緒だ

それで僕は今，金木さんと一緒に
董香さんが来るのを待っている

なんでそんな事してるのかというと＿＿

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金「 ...マスク，ですか？」

芳「そう持っていた方がいいと思ってねトーカちゃん，次の休みにカネキ君のマスク作りに付き合ってあげてくれない？」

董「はっ⁈ なんで私が... 」

そう言う董香さんは，あからさまに嫌そうな表情を浮かべていた

だけど，店長に上手く言いくるめられて
結局は行くことになった

店長の話の中で，少し聞こえただけなんだけど，《捜査官》って言葉に，董香さんが過剰に反応していたような気がした

捜査官って喰種捜査官の事なのかな...

なんて考えながら，やり取りを見ていると
ふと，店長が僕の方を向いた

芳「 A君も，良ければ着いていってもらえないかな？」

『え...？』

董「な，何言ってるんですか...？Aは人間ですよ？」

芳「勿論，マスクは作らなくていいよただ，ウタ君に一度くらい会ってみてはどうかなと思ってね」

『は，はぁ.... 』

それで，僕と金木さんと董香さんは
マスクを作りに行くことになった

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で，今に至るわけだけど，時間になっても中々，董香さんが来る気配がない

金「 ...トーカちゃん，遅いね」

『そうですね... もう約束の時間から1時間以上経ってるのに... 』

そんなことを話していたら＿

金「痛ッ... 」

『 ?? 』

急に金木さんが声を漏らした

どうしたのかと思い金木さんの方を向いたら，いつの間にか董香さんが僕達の近くに来ていた

そして，僕と金木さんを軽く見たかと思うと，黙って歩き始めた

僕と金木さんは急いで董香さんの
後についていった

僕は結構あんていくの皆さんにお世話になってるけれど，マスクを作る所には初めて行くな

ウタさんって，どんな人なんだろ...

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