人生２週目__梅雨時・前 ページ5
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syp「……死んでやる…」
『やめとき〜？』
syp「…！？…誰や」
『3年前、ここから飛び降りた奴です⭐︎
あ、今この声君にしか聞こえてないから。』
syp「は？！幽霊？？」
『正確に言うと地縛霊、特殊な方のね。
ずぅ〜っとこの屋上からは動けないのよ。』
syp「なんやそれ」
『まぁ、心残り解決したら 生まれ変われるんやけどね、
にゃはは。』
syp「？」
『それは置いといて
君ぃ、もうすぐ卒業やろ？勿体無いで〜』
syp「独りきりは…これ以上耐えられん」
『ふーん、あんさん
syp「…あんたはなんで飛び降りたん？」
『前に
syp「そうなんすか」
『絶対後悔するで、やめておき。
あんさん、仲間がおるんとちゃいますの。』
syp「…あんたに…俺の何が分かんねん！！」
『わかるよ。君、私に似てる。』
syp「…は、」
『粗方、仲間に裏切られたやろ。
ﾊﾞｯｺｰｰｰﾝ(扉ぶっ壊れ)
cn「ショッピィ！！なにしとるんや！！」
syp「ﾊﾊ、生徒会様やないですか。どうしました？」
ut「馬鹿な真似はやめろよ…！？」
syp「…裏切った人らが何を言ってるんすか。」
gr「すまない、ショッピ。
騙されたふりをしとったんや。」
tn「あいつの裏を炙り出すにはこれしかなかった」
syp「…俺の勘違いやないすか…(泣)」
『よかったねぇ。早よ帰り、そろそろ雨が降る。』
kn「お前らァ！帰るぞォ！！」
syp「うるさいっすクソ先輩。」
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作者名：紅華鬼 | 作成日時：2023年5月3日 13時
