《Dr.STONE》目覚めた先で…《男主》 (ページ6)

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5話ページ6

千｢あさぎり…ゲン！！！｣
ゲン｢おひさ～～｣
コ｢ペラペラ男なぜここに…それとその男は誰だ！｣

ゲン｢いやまあ、俺の近状報告とか深月ちゃんのことより今はホラ。クロムちゃんのことじゃない？？

科学王国には勝ってもらわないと俺もさ、コーラがかかっちゃってっからね～♪｣

千｢ククク…ちーーっと前から見てやがったなこの野郎。｣
ゲン｢クロムちゃんの着火に何秒いる？そこ肝だね。｣
千｢何気にシャレになってねえんだ計算がよ。今、ソッコーで出してる。

───────60秒ジャストだな。｣

ゲン｢オッッケ～～こっからはメンタリストの仕事だね…！！｣

というとゲンは走っていき、どこかの家の屋根に乗る。

ゲン｢マーグマちゃ～ん！｣
マ｢？！｣
ゲン｢こないだはどうも殺してくれてありがとう｣

マ｢お…お前！よそ者妖術使い！！｣
マン｢ななななんで生きてるんでしょ～!?!?｣

ゲン｢そりゃあもちろん妖術だよ｣

ｼｭｼｭｼｭｼｭ

ゲンは何やら印を結ぶような動きをし始め、その印が終わると同時に花が空を舞った

ゲン｢マグマちゃんに今、一歩でも動くと心臓が爆発する妖術をかけちゃったよ～｣
マ｢！！？

外野の妖術攻撃だろこれは！反則じゃ…｣
千｢爆発したらそうだろな。

でもハッタリならただのヤジだ、問題ねえだろ？？
"試しに動いてみりゃいいじゃねえか。爆発すっかどうか"｣

(…る、ルールを破らなければ、いい、のかな？)

マグマと呼ばれた人は心臓に手を当てた

ゲン｢クロムちゃん！マグマが動けない今のうちに倒しちゃいなよ！｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…
マ｢？！｣
ク｢……？｣

ク｢！…だ、だめだおれ。こしがぬけてもう、うごけねえ。｣
コ｢なななんというクロムの猿芝居…｣
千｢ククク…まあいけんだろ。ゲンの方の迫力でな。｣

ゲン｢頼む…よ、早く！！この妖術ジーマーで妖力使うから1分しか止めらん…ない…｣

マ｢ムハハハハ！クロム、お前が腰抜けで助かったぜ！このまま妖術使いが力尽きるまで黙って待てば済む話だ！｣

ゲン｢…人は堕落を正当化できるなら怪しいウソにも簡単に飛びつく。もうとっくにマジックの術中なんだよ、マグマちゃん。｣

息切れを起こし、疲労困憊なクロムだったが、しばらくすると動きを止めた。

ﾁﾘｨ…

マ｢…なんだこれは？｣

マグマの服に煙がたかる。

千｢はたけ｣

ﾊﾟﾝｯ…ﾊﾟﾝ

マグマが服をはたくと服が燃え上がり、火だるまになった。