2話 ページ3
しばらく歩いてからゲンが口を開いた
ゲン｢で、Aちゃんは何をそんなに考えてるわけ？｣
なんでバレて…って、メンタリストにはお見通しなのか…
｢ゲン…ゲンはさ、司のこと…どう思う…？着いて行きたい…？｣
ゲン｢あ〜、その聞き方だとさ、司ちゃんの考え方についていけないって感じ〜？｣
｢…ｺｸｯ｣
ゲン｢…真剣な話さ、俺、司ちゃん側じゃないんだよね〜｣
｢…え、？｣
ゲン｢さっき、司ちゃんが話した中に千空ちゃんって出てこなかった？司ちゃんがこ、ろしたって｣
｢出てきた…、化学使いだって、言ってた｣
ゲン｢俺は正直そっち側の陣営なのよ。｣
｢でも、タヒんだんじゃ…！｣
ゲン｢生きてるんだよ。タヒんだように見せかけてるだけなの。｣
｢あの…折り入ってお願いしたいことがあります。｣
ゲン｢き、急に改まってどうしたの!?｣
｢僕も、その、千空さんに合わせて欲しいんです…！僕も仲間に入れてください…！僕、武力としてならかなり強いと自負してますし、役に立てます、！裏切ったらこ、ろしてくれて構いません。だから…！ゲン｢ちょ、ちょっと待って！わかったから！とりあえず、俺は明日には千空ちゃんのいる村に戻るから来る…？｣いいんですか…！｣
ゲン｢うん、Aちゃん、嘘ついてないのわかったし、それに…ううん、これは今は言わないでおくね｣
｢え、なに…気になる…｣
ゲン｢それより！Aちゃんをどうやって外に出すかが問題だよ…、｣
｢あの、それなら…！｣
ゲン｢…！ジーマーで!?いいの？｣
｢うん、僕のことを前から知ってる人はいないから、いいの｣ﾆｺｯ
ゲン｢…ｯ///そ、そっか！わかったよ｣
｢ゲン…今からやるけど、手伝ってくれる？？｣
ゲン｢も〜…ここまで聞いたんだから、しょうがないから手伝うよ｣
｢…！ありがと!!｣
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作者名：ルイス | 作成日時：2020年7月26日 3時
