【男主】日本刀を使うイヴが居るようです。【SERVAMP】

矛盾。 ページ4

「龍征！！」


教室のドアを開けながら、俺はそう言った。


クラスメートは忙しなく文化祭の準備に励んでいた。


桜哉「真昼？」


窓際に座っていた桜哉が一番に俺に気づいた。


その桜哉の前に座っているのはいつもの如く寝ているA。


「りゅ、龍征は！？」


桜哉にそう聞くと、俺から目を逸らして苦い顔をした。


まさか......っ！


「桜哉！」


最悪の事態を考えざるおえなかったとき、その声と共に桜哉に空き缶が投げつけられた。


「っ、龍征！！」


後ろを見れば元気そうな龍征といつもと変わらぬ笑みを浮かべる虎雪が。


「さっきの顔は何だよ」


桜哉に技をかけながら、龍征に昨日のことを聞いた。


「龍征、首は大丈夫なのか？」


龍征「あぁ、平気平気。”交通事故”っつっても、ちょっと掠っただけだから」


...交通事故？


事故何て...だって、昨日吸血鬼の手品師が龍征を襲って......。


昨日あったことをそのまま説明すると、桜哉みたいと言われ、信じてもらえなかった。


それに、昨日は一緒に居なかったとまで言われるし....どういう事なんだよ....！






「真昼......今日..暇....？」


昨日ベルが襲ったのは龍征だったんだ、...。


....へぇ。


真昼「えっ？あっ、あぁ、うん。暇。どうしたんだ？」


「..授業で使う、ノート......終わった...から.......買いに行く...帰ってからは、面倒......」


桜哉に言わなかったことに、特に意味はないよ。

沈黙する終焉。→←ダッツ。

ラッキーキャラクター

車守盾一郎

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