7話 ページ7
Aside
「A先輩。」
『ショッピ君？サッカー部遅ない？私んとことおんなじやん』
「ふふ、運命ですね」
嬉しそうに笑いながら口の前で両手を合わせる。
あざといな、と思いながらもスルーすればスッと真顔に戻って大人しく私の隣にきて歩いた。
というか、校門ガン待ちしときながら運命は無いやろ
「先輩、今日コネシマさんとトントンさんに呼ばれてましたよね」
『ん？せやけどッ…！？______________手、痛いんやけど」
腕を強く掴まれ顔を思わず顰める。暴力なんてされた事なかったのに、おかしい。
そう思ったがあくまで冷静を装い腕を振り払う。
傷付いただろうか、と思って顔を覗こうと近くへ寄った。
「……」
『ひゃっ！？』
「コネシマさん、好きなんですか」
『っ、ショッピ君、おかしいで、君。抱きつかんといて、此処校門なんわかっとる？』
「違うって言ってください。」
抱きつく力を強められ、苦しい。これは、なんで？。そんな私に執着する理由は。
もうわからんし、恥ずいねんて。
離れようと抵抗すれば小さく腕が震えているのに気付き、止まる。
「先輩、」
『__ショッピ君、勘違いやで。せやから泣かんとって』
不安定だけどまあ可愛い後輩。
冷たく出来る筈もなく仕方なしに抱きしめてあげれば安心したように抱きしめる腕の力が抜かれる。
先輩、と甘えるようにすり寄ってきたので無理やなこれ。と諦め『歩くで』と言う。
後ろから付いてくるショッピ君の視線にぞわ、と何か変な雰囲気を感じたがまあ気のせいだろうと特に気に留めず歩いた。
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チョコまみれ - ただ単に私のわがままなんですけど、最後の場面で夢主ちゃんがもし逃げていたら的なのを書いて欲しいです。お願いします！！ (2021年9月12日 10時) (
レス) id: 061ad38b1c (このIDを非表示/違反報告)
ゾムター - ヤンデレのショッピくん好きやぁ、クールなショッピくんも好きやけど興奮状態のショッピくんもめちゃ好き。 (2021年7月26日 14時) (レス) id: 682a127b2a (このIDを非表示/違反報告)
中村 - shpくんの心の動きが好きです。あなたのお陰でヤンデレに落ちました。ありがとうございます。 (2021年7月23日 6時) (レス) id: 5e6aaa864f (このIDを非表示/違反報告)
ねむすぎ人（びと） - 天の河さん» そ・れ・な (2021年7月10日 13時) (レス) id: 6572dd495c (このIDを非表示/違反報告)
天の河 - もし断られたらころす気でいたんだなぁ…共 依存が出来なかったら心 中。最初から逃す気が無いところが堪らなく好きです。 (2020年12月21日 2時) (レス) id: cb69af0fdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱
| 作成日時：2020年1月24日 21時
