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「Aちゃん、何か言うことあります？」
『……シャオさ、」
「ちょ、俺仕事済ませとらんかったわ、やばー」
オスマンさんが私に微笑みかける。
ほんま、ほんまにこいつ怖い。いや、助けてくれへんシャオさん、さっきのイケメンどうしてん？
「
『えっ、は、』
優しく押し倒されるが私の中に毒の成分はもう殆ど残っておらず、目の前の状況で馬鹿出来るほど頭が悪い訳じゃない。
かといって後々の事も考えると未だに私が処女なのはめんどくさい。
どうしようか、と悩んでいるうちに一つキスが落とされ、優しく手にボタンをかけた。
もう面倒くさいし、別に特に大きなデメリットがある訳でもない。
よし抱け、と目を瞑った時だった。
__バシッ
「オスマン先生、何してはるんですかねえ？」
「トントンか。グルさんとこ連れてくから痛いの嫌やろうし処女此処でやめとこ思ってな。これは了承もろてんで」
目の前には書記長がクリップボードで叩こうとしていて、それを弾いたオスマンさん。
もうなんでもええんやけど。
「A、此奴だけはあかん。いや、全員あかんねんけど、此奴だけはあかんで。思い出してみ、許可してない君に毒飲ませたん誰？」
『＿＿＿＿＿＿此奴と、総統』
シュンッ！
靴からナイフを出して蹴りにかかる。ナイフは取り上げられてたみたいで、足に仕込んだもので切る。
間一髪で避けたオスマンさんは相変わらず笑みを崩さない。
「ほんまゾクゾクさせてくれるやん」
「………？…！？ちゃうA戦闘はあかん！」
窓を開けて逃げ出す。
絶対無理や無理。あんなんに捕まったらどうなる事かわからへんやん。
書記長も総統に忠誠誓っとるし、もう逃げるしかないやろ。
[逃げるなんていい度胸しとるなあ、]
[お？戦闘か？ならいいぞ彼奴連れてきたらボーナスや！]
ひやり、とする。
これ詰んだで、もう。
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たい焼き - とっても面白かったです！オスマンがすっごい刺さりました！！ (3月18日 18時) (
レス) id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - あッ好き！！！！！ (8月7日 16時) (レス) @page47 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
Saklsaki(プロフ) - こんな胸に来る作品を作って頂き有難うございます。もう泣くかと思いました。月の下り良かったですよ。神作品でした。自分もこんな作品を作れるように頑張りたいと思いました。 (2021年8月19日 17時) (レス) id: 7893269b23 (このIDを非表示/違反報告)
夏目。(プロフ) - すきです。番外編待っとります (2020年10月4日 3時) (レス) id: c6ffa1b029 (このIDを非表示/違反報告)
漢字ノートが終わらない小学生 - めっっっっっっちゃ私の性癖にこう、 『グサッ』的な感じで刺さります！！！！ (2020年8月18日 15時) (レス) id: abb7299221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱
| 作成日時：2019年12月19日 18時
