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近接訓練が無事終わり東棟へシャオロンさんと一緒に帰っていた。
もう赤く大きい太陽が汗をかいた体を温めてくれるけれど、太陽が眩しくて目を細めた。
「メキメキ腕あげるんほんま見てておもろかったわ」
『褒めてくれとるんですか？』
「俺が褒めんの珍しいで？」
『流石やな女は特別扱いされんのが好きなんですわ』
「いやそれはほんまに思う」
誰や？と思い見てみればあのクズ人間。
せや、彼奴まだ生きとったんかと思いながら練習の成果を試しに切ってみようかと一瞬真剣に思う。
「ゲッ…大先生やん」
「シャオチャン…」
『まあ私は嘘つきの特別扱いは鼻に付くんやけど』
「ええやん、俺好みや」
口説くなこのあほ。
頭の中でこいつ、と思うが口に出して言うのは戯けたものだけ。
『ほんま？ほんなら結婚します？金さえあれば何もいらん優良物件ですよ』
「ええやん…」
「いやお前に渡す訳ないやん」
『ただし愛人が多い』
「大先生やん」
「クッソ否定できひん…！」
『シャオチャン』
「ん？なあに？」
『いやふざけただけです、まさかそんな反応取られるとか思っとらんかってん』
「ええんやでもっと呼んで」
『寒気するんで』
「なんなら俺があっためてあげよか」
「シバくぞ」
東棟が見えた時、ふっと自分の格好を見つめた。
そういえば、服変えないけんなあ。
『シャオロンさんシャワー浴びます？』
「んー、まあ」
『…』
やったら私も着替えないけんなあ。
なんて、思いながらひやっとする服に身震いした。
着替え、あったかなあ。と心配しながら自室に戻りクローゼットを開ける。
…ああ、あったわ。
『……まあ、これでええか。いつもの服もええけど、流石にずっとこれやと変やしなあ』
同じ服を何着も持ってる民な私は、なかなかそれ以外を着ない。
風呂に入ればもう部屋から出ないので誰も私の違う服を見たことないだろう。
まあ、別に見なくてもいいし見せたくもないが。
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チンアナゴ(プロフ) - 88で呟きを聞いている人って誰なんですかね…？それともこれからのお話で明らかになるやつですか？ (2020年1月4日 10時) (
レス) id: 8599bbc4dc (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - もう........尊とすぎて語彙力が....次も楽しみです！！がんばってください！！！ (2019年12月8日 10時) (レス) id: 8776df8bdd (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - 闇鬼星さん» お気遣いありがとうございます。被害者出ない程度で悶えてもらえたら嬉しいです。 (2019年12月8日 9時) (レス) id: 58d763e253 (このIDを非表示/違反報告)
闇鬼星(プロフ) - 更新お疲れ様ですぅ…………ゾムさんが可愛すぎて悶えて妹にライダー○ックしてました( '-' )頭痛くならないほどに更新頑張ってください……超絶応援してますですはい (2019年12月8日 8時) (レス) id: a2f6134a7d (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - かるたさん» 嬉しいですが痛いので倒れないでくださいね。 (2019年11月28日 4時) (レス) id: 58d763e253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱
| 作成日時：2019年11月4日 16時
