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ショッピside
「…まあ大体昨日ゾムがお姫様抱っこしよった時点で察したけど、今日のこれなんなん？」
大先生が煙草を吸いながら指差す。その先にはゾムの膝の上でちんまりと資料を片付けるAがいた。
ゾムが抱きしめても全く動揺しない姿を見るとやっぱ普通の女やないんやなあ、と思う。
「__俺、彼奴のこと誤解しとったわ」
ふっと後ろから資料を片手にコネシマさんが話しかけてくる。
眼鏡をかけている姿は最近見かけなかったから一瞬だけ誰かと思った。
「ほーん、シッマもあの子気に入ってん？」
「気に入っては無いけど、そこらの女より全然好感度高いな」
「俺はあの子ええな思うけど。見てや、ゾムにあんなんされて素っ気無いのツボなんやけど」
「__チッ」
大先生が絡むとめんどくさい。
出来れば彼女に手を出すのはやめてもらいたいから牽制する。
そうしたら、おお、と驚いた素振りを見せた後くつくつと笑った。
「もしやショッピ君はガチやな？よっしゃちょっかいかけたろ」
「待っ、」
「Aちゃん、おはよう」
追いかけて大先生の元へ行けば、ばちり、と視線がぶつかる。
その後何とも思ってないのだろう。彼女がにこり、と笑みを貼り付けおはようございます。と言った。
「なあ、まだタメで話してくれんのん」
『まあ、幹部様と私じゃあ身分がちゃうんで。』
「君も幹部やろが」
『……………ああ、せやった』
また資料に目を落とす彼女。特に俺らと関わるつもりは無いらしい。
ゾムさんの機嫌が俺らが来た事であまりよろしくなくなってきたところで、大先生をひきずり逃げようとすれば、彼女がこちらに視線をよこしてまた、愛想笑いを浮かべる。
『朝は、どうもありがとうございました』
「………」
また資料に視線を落とす彼女。
素っ気無い。
そう思った癖に、言うことをきかない顔は反対に赤くなった。
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チンアナゴ(プロフ) - 88で呟きを聞いている人って誰なんですかね…？それともこれからのお話で明らかになるやつですか？ (2020年1月4日 10時) (
レス) id: 8599bbc4dc (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - もう........尊とすぎて語彙力が....次も楽しみです！！がんばってください！！！ (2019年12月8日 10時) (レス) id: 8776df8bdd (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - 闇鬼星さん» お気遣いありがとうございます。被害者出ない程度で悶えてもらえたら嬉しいです。 (2019年12月8日 9時) (レス) id: 58d763e253 (このIDを非表示/違反報告)
闇鬼星(プロフ) - 更新お疲れ様ですぅ…………ゾムさんが可愛すぎて悶えて妹にライダー○ックしてました( '-' )頭痛くならないほどに更新頑張ってください……超絶応援してますですはい (2019年12月8日 8時) (レス) id: a2f6134a7d (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - かるたさん» 嬉しいですが痛いので倒れないでくださいね。 (2019年11月28日 4時) (レス) id: 58d763e253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱
| 作成日時：2019年11月4日 16時
