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グルッペンside
ブツッ__
[あー、A以外の全幹部、特にトントン。至急会議室へ来い。トントンから話があるそうだ]
え"っ、とトントンの声が聞こえる。お前のした事なんてこっちにすぐ回ってくるんだよなあ。
A。その女１つでどれだけ国の利益になるのか知っているのは俺以外に誰がいるのだろうか。
彼女は強い駒となる。それこそ、Queenの位置に置いても良いぐらいには。
シュン、
「______________戻ったか」
「チッス」
風を切る音と同時にすたり、とゾムが入ってくる。
相変わらずの姿。これでお前行ったん？と視線を送れば焦ったように首を振った。
「いや、ちゃんとスーツ着て、仮面被って髪型変えて、ガチで変装したんやって」
「…ならいいんだけど」
ダンッ
「ちょ、グルさんマジもう情報いってる？」
「当たり前だな」
今度はトントンが焦ったように来る。こいつが扉から来なかったのはいつぶりだろう。
そんなしょうもない事を考えていたら全員が集まった。
「お、ゾムおるやん。潜入どうやった？」
「ほんまに骨折れた。あんなん無茶やし、大先生連れてった方が簡単やったわ」
ぐちぐち言うゾムを見つつ、笑う。ミステイクだとは思ってない。事実こいつは1人で行って1人で帰ってきてるから。
裏社会に入るんや。こっちもそういうのに優れた暗殺部隊長が行かな何になる。
「まあ、この我々国幹部の？No.2の実力である？私が？行った方がよかったかもしれませんが？」
「そうかそうか、なら次は大先生1人で行かせよう」
「すんません」
彼女を駒として使う。
諸刃の刃だが、上手く使えば彼奴1人で1つの国は手中に入る。
何故って、女で、この我々国幹部と互角以上に渡り合えて、殺し屋生まれで基本何でも出来て、そして何よりその姿と地位。
全世界が欲しがるような稀少な姿。夜の美しさをそのまま具現化したような、その瞳。
あれで、あとその貼り付けた感情さえ消えれば、その、無垢で脆いその心さえ変えられれば、彼奴の価値は飛躍する。
「さあ、会議を始めよう」
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チンアナゴ(プロフ) - 88で呟きを聞いている人って誰なんですかね…？それともこれからのお話で明らかになるやつですか？ (2020年1月4日 10時) (
レス) id: 8599bbc4dc (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - もう........尊とすぎて語彙力が....次も楽しみです！！がんばってください！！！ (2019年12月8日 10時) (レス) id: 8776df8bdd (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - 闇鬼星さん» お気遣いありがとうございます。被害者出ない程度で悶えてもらえたら嬉しいです。 (2019年12月8日 9時) (レス) id: 58d763e253 (このIDを非表示/違反報告)
闇鬼星(プロフ) - 更新お疲れ様ですぅ…………ゾムさんが可愛すぎて悶えて妹にライダー○ックしてました( '-' )頭痛くならないほどに更新頑張ってください……超絶応援してますですはい (2019年12月8日 8時) (レス) id: a2f6134a7d (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - かるたさん» 嬉しいですが痛いので倒れないでくださいね。 (2019年11月28日 4時) (レス) id: 58d763e253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱
| 作成日時：2019年11月4日 16時
