hoarfrost...8* ページ8
不死川がご挨拶をしたところで、さっそくこの少年と鬼についての話が始まる
お館様曰く、容認していたそうで私達柱にも認めてやって欲しいとのことだった
もちろん、簡単に頷くのは数人しか居ないが。
「鬼を滅殺してこその鬼殺隊。竃門・冨岡両名の処罰を願います」
「A、君はどうだい？」
不意に、お館様がそう聞いた
私は、
姉なら、なんて答えるのだろう。
家族を殺され、妹を鬼にされ、それでも尚戦う剣士。
そして、鬼になっても人を喰わずに人を守る為に戦う妹。
『わ……私は』
「僕はAの意見を聞きたいんだよ。何も考えずに、言ってくれ」
私の意見を、
『……隊律違反をしている事実は変わりません。ですが、
……_______何も見ずに処罰を決めるには余りに身勝手過ぎる』
「うん、そうだね。尤もだ。では、手紙を」
そうして、元柱の鱗滝左近次さんの手紙が読み上げられる
「……_____もしも、禰豆子が人に襲いかかった場合は……」
少し、間を空けて
「竃門炭治郎及び、鱗滝左近次、冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します」
……そうか、冨岡もこの少年を
「切腹するからなんだと言うのか。死にたいなら勝手に死に腐れよ。なんの保証にもなりはしません」
「不死川の言う通りです！人を喰い殺せば取り返しがつかない！！殺された人は戻らない！！」
不死川、杏寿郎と続けて物申す。
それに対してお館様は
「確かに人を襲わないという保証が出来ない、証明が出来ない。……ただ」
人を襲うということもまた、証明ができない。
そう言い放った。
それに続けて言われた言葉には誰も反論できなかった
「それに炭治郎は鬼舞辻と遭遇している」
「「「『！？』」」」
鬼舞辻無惨、全ての元凶
まさか、こんな少年が？
皆そう思ったのか質問攻めにする
色々な言葉に理解が追いついてないのか、炭治郎と言われる少年は目を回らしていた
そこで、お館様が人差し指を立てると、途端に静かになる
そこから唯一の鬼舞辻の手掛かりを逃したくはない、といい
「わかってくれるかな？」
私を含め、全員何も言えなかった。
ただ一人を除いて
「分かりませんお館様……！人間ならば生かしておいてもいいが鬼は駄目です承知できない」
怒りに染まった顔でつらつらといったかと思うと、自らの腕に傷をつけ、その血を箱にかける
そして、証明してみせる、そう言った
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ざざここ - 泣きました...ありがとうございました (2019年8月26日 23時) (
レス) id: e1527044e1 (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - ひえええ鬼滅学園だぁぁ！こっちでいっぱいイチャイチャして末永く幸せにしてッ‥！ (2019年8月26日 16時) (レス) id: bdb178dea2 (このIDを非表示/違反報告)
omochi(プロフ) - 三日月狐さん» うわぁあ、鬼滅学園、めっちゃいいですね…！！アイディアありがとうございます！イチャイチャさせたい…！ (2019年8月18日 17時) (レス) id: 483cf2a139 (このIDを非表示/違反報告)
三日月狐(プロフ) - 完結お疲れ様です！イチャイチャできなかった夢主と煉獄さんがイチャイチャするのをこの続きとして鬼滅学園を書いて欲しいです！ (2019年8月18日 14時) (レス) id: 3509484858 (このIDを非表示/違反報告)
卯の花(プロフ) - めっちゃ好きです。更新応援してます！ (2019年8月16日 2時) (レス) id: 96075550f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：omochi | 作成日時：2019年4月27日 19時
