hoarfrost...6* ページ6
「久しぶりですね、A」
何時もの作った笑顔を貼り付けた蟲柱・胡蝶しのぶに声をかけられる
同じ姉を亡くし、理想を望む同士仲良くしているが、ここ最近はまったく会っていなかった
『久しぶり、しのぶ』
「わぁあ〜〜！また綺麗になってる！Aちゃんっ」
わっ！と抱きついてきたのは恋柱の甘露寺蜜璃だった
相変わらずの露出度……
『蜜璃さん、ありがとう。蜜璃さんこそまた綺麗になった』
「相変わらずカッコイイわ……」
ぽぽぽ、と顔を赤らめ黙りこくってしまった蜜璃さん
そういえば……
『あの少年は？』
庭の真ん中で縛られ、気絶している少年
ボロボロで見ているだけで痛々しい
「ああ……。鬼を連れていたのでこれから裁判を受けるみたいですよ」
『鬼を？』
「ええ、柱が揃ったら始まると思いますよ」
鬼を連れているなんて、とんだ物好きだ
いつ寝首をかかれるか分かったものじゃない
「Aちゃん、今日は煉獄さんと来たの？」
蜜璃さんが少し離れた位置で立っている杏寿郎を見ながら、耳打ちしてくる
『そうだよ。たまたま一緒になったの』
平然と嘘を吐き、笑う。
久しぶりに再会してからほぼ毎日一緒だなんて、変な勘違いをされては困る。
正直に言う程、私は口が軽い訳でもないし信用してる訳でもない
「よォ！！また派手に綺麗になってんなお前ら！！」
ﾊﾞｼｨｨｨｨｨｲﾝﾝﾝﾝﾝ!!!!!、と背中を叩かれる
その行動、その言動にイラつきを覚え
『ふざけないで宇髄天元。叩いたのはまだしも、その発言は気に入らない』
「まぁオレの嫁には負けるけどな！！ははは！！」
『そんなことは聞いてない！』
嫁が好きなのは結構だが、綺麗になってるだのを異性に言われるのは中々頭にくるものがある
女だからと舐められているような、そんな
「A」
途端、体が浮く。
一瞬、何が起こったのかも分からずに思考を停止していると
目の前でしのぶと宇髄天元がニヤニヤし、蜜璃さんがキャーキャーと騒いでいた
『…………杏寿郎、何するの』
原因は杏寿郎。
私を担いで、その場から離れたのだ。降ろしてと頼むとそのまま素直を降ろしてくれる
「ん？」
『あそこから離れる必要はなかっ……』
「お前は宇髄が苦手だろう？先程も拳を握り締めていた！」
『……！』
「わざわざ自分の好きな奴を嫌な思いにさせる訳ないだろう！」
……好きな？
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ざざここ - 泣きました...ありがとうございました (2019年8月26日 23時) (
レス) id: e1527044e1 (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - ひえええ鬼滅学園だぁぁ！こっちでいっぱいイチャイチャして末永く幸せにしてッ‥！ (2019年8月26日 16時) (レス) id: bdb178dea2 (このIDを非表示/違反報告)
omochi(プロフ) - 三日月狐さん» うわぁあ、鬼滅学園、めっちゃいいですね…！！アイディアありがとうございます！イチャイチャさせたい…！ (2019年8月18日 17時) (レス) id: 483cf2a139 (このIDを非表示/違反報告)
三日月狐(プロフ) - 完結お疲れ様です！イチャイチャできなかった夢主と煉獄さんがイチャイチャするのをこの続きとして鬼滅学園を書いて欲しいです！ (2019年8月18日 14時) (レス) id: 3509484858 (このIDを非表示/違反報告)
卯の花(プロフ) - めっちゃ好きです。更新応援してます！ (2019年8月16日 2時) (レス) id: 96075550f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：omochi | 作成日時：2019年4月27日 19時
