【ヒロアカ】”平和の象徴”【死柄木弔】【爆豪勝己】 (ページ13)

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12.幼馴染ページ13

「あんのクソデクと同じ会場なんかじゃねぇぞ」

『え、え？そうなの？ご、ごめん』

間違えていた事実に素直に謝るとそれ以上は何も言わず、黙った勝己
...デクくんと仲悪いのかな...
あれ、デクくんってなんて名前だったっけ...

『あのさ、デクくんって...』

「あ"ぁ！？」

『なんで怒るの...っ』

手のひらで爆発しながらキレられる
慣れたそれは急に来るとまだびっくりするわけで。
耳を抑えて目を閉じた

「お待たせー！ケーキとカラムー〇ョだよー！」

明るいお母さんの声で、なんとか勝己の怒りは表面から消え去った

『あ、ありがと...』

引きつった笑みでお母さんからケーキを受け取る
ああ、勝己いつからこんなにひねくれ始めたんだっけ...
個性発動の時から、だっけか...

「...あざっす」

『...ｽﾞｽﾞ､』

紅茶を飲みながら勝己を上目遣いに見る
デクくん.....ってなんて名前だったか気になるけど、デクくんの話題を出すと異常に怒るものね...

『...』

「...てめぇ、デクのこと覚えてんのか」

『ん？あぁ、会場で会ってから気付いたんだ。あの顔は忘れにくいよ』

__一応、勝己と同じ幼馴染だしね

そういうとまた不機嫌になった