【ヒロアカ】”平和の象徴”【死柄木弔】【爆豪勝己】 (ページ12)

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11.沈黙と困惑ページ12

『...』

「...」

お互い沈黙の状態。
気まずい、けども何か話しかけるのも怖くて黙ったまま
そんなことを考えていたその時、

「勝己くん、ケーキ食べる？！それとも辛いお菓子食べる！？」

キッチンから顔を覗かせて、お母さんがそう聞いた

「あ、頂くっす」

『あ、お母さん、私ケーキ食べる』

「はーい！じゃあ待っててね～」

ケーキ...なんのケーキだろう...
甘いものが好きな私と辛いものが好きな勝己
いいとこを突いた選択肢だ。うんうんさすがお母さん

「...」

『そ、そいえば会場一緒だったんだね。番号遠かったから、違うかと思ってた。あの、デクくんと一緒だったからさ...』

後から、デクくんと勝己が同じ会場だと気づいてじゃあ私は勝己と同じ会場だったのか、と思った。
別に違っても一緒でも関係ないけど、、

「おいA」

『ん？...ヒィッ！！』

思っきし不機嫌な顔でこちらを睨みながら名前を呼ばれたため、めちゃくちゃびっくりした

『な、何？勝己...』

依然不機嫌そうな顔をして睨まれる
私、なんかしたかな...

『か、勝己...？』