あなたの名前は【まふまふ】 (ページ16)

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おねえさんページ16

ご迷惑をおかけして申し訳ございません

更新を再開させて頂きます

前回で夢主ちゃんの過去は終わりました

ちなみに、私に医学的知識は全くもってございませんので。

ご了承ください。

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youside

ま｢え…………｣

『…………ごめんね。黙ってて。まふは優しいからさ、話したら傷つくんじゃないかって……。話せなかったの。まふが傷つくのが怖くて……』

まふが傷つくことだけはしたくなかった

まふと出会った時みたいな目は、もう二度と見たくなかった

私が選んだ話すタイミングは、まふが1番傷つくタイミングだってことはわかっていた

でも、どうしても先延ばしにしたかった

せめて手術までは、普通の、いつも通りのまふと話していたかった

そんな自分のわがままのせいで、余計にまふが傷ついてしまった

ま｢………………おねえさん｣

『…………なに？』

ま｢おねえさんはさ、酷いよ。ほんとに。誕生日の日にこんなに辛い思いをさせるなんて。｣

『………………うん。』

ま｢だからさ、5年後。5年後の20歳の誕生日は最高の誕生日にして！｣

『………………え？でも、手術の成功率ひく｢生きて｣…………』

ま｢生きて。生きたいって思ってたら、成功するから、手術くらい………………だか、ら……死なないで……。もう5年後の誕生日とかどうでもいいから……お願い…………｣

まふの赤い目から透明の涙が零れ落ちる

『…………わかった。5年後。最高の誕生日にする。生きる。ありがとう。そのかわり、20歳になったら、平日でもここに来てね。学校休んでね。』

ま｢…………う、うん！もちろん！｣

その時まふが見せてくれた笑顔は

今までで1番最高の笑顔だった