あなたの名前は【まふまふ】 (ページ14)

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おねえさんページ14

あの日の翌日

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私は検査発表がある日だった

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私はいつもの足取りでお医者さんの元に向かうと、なにか違和感を感じた

　

いや、なにが違和感の原因か分かっていた

　

でも、どうしてもそれを認めたくなかった

　

『………………』

　

医｢あ、結果なんだけど……｣

　

ほら、いつもと違う
　

こんなに言いづらそうな先生は見たことがなかった
　

『あの、そんなに躊躇わなくて大丈夫です』

　

医｢え…………？｣

　

『あの、悪かったんでしょう？検査の結果。今持っている持病は治りかけだって言っていたので、また別の病気かなにかですよね？』
　

私の予想を全部先生にぶつけてみる
　

医｢…………すごいね、君は。全くもってその通りだよ。君がそう言うなら躊躇わずに言うけど、君の体内に癌(がん)ができていた。…………末期のね。｣

　

『………………え？』