園子様のお世話係【怪盗キッド】

想い ページ10

キッドside



屋上に立った時、ちいさな探偵こと工藤新一に見つかった



コナン「見つけたよ。怪盗キッド」



はぁ…もうちょい、早く来てればなぁ〜



キッド「今日はいつもより遅いって。

言いたいんだろ？」



俺は口角を上げて言う



コナン「あぁ、その通りだ。天下の怪盗キッドがまさか手こずってたのか」



キッド「あぁ。どっかの美女メイドにな」



コナン「っ！まさかAが！

どうやって逃げたつもりだ！」



え、この天才名探偵でも顔を真っ青にする程なのか…？



キッド「鈴木園子がちょうど来て……それで…


って、そんなにやばいのか？」



俺は探偵に聞く



コナン「あいつは……やばい。」



目を泳がせて言う探偵

探偵の顔を見ると俺も青ざめてしまう



コナン「お前なんかに警告したくねえが、


Aは身体能力は高くない。だが、小型ナイフの扱い操縦だけは優れてる……


怒らせないように。お前のトラウマ、京極さんでも適わないかもな」



俺は鳥肌が立った。



キッド「そいつはやべえ…さすが、大人は怖ぇぜ。」



コナン「……驚くだろうが、Aはおまえと同い年だ。」




………………、



キッド「はぁ？！」




いやいや、あんなスラッとしていて巨乳で美女が……高校生？！



キッド「なんだよそれ……



体の発育がいいじゃねえか！」



コナン「……」


俺を呆れた目で見る探偵。



そんなことを話していると、Aが屋上にきた



彼女は俺がこのガキを虐めていたと思ったらしく、こちらにナイフを構える



さっきの話を聞いた俺は、思わず探偵と一緒に1歩後ずさってしまった




はぁ…惚れた女は怖い奴ってか。

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