園子様のお世話係【怪盗キッド】

子供 ページ4

貴「工藤さんが消えた…？」



園子「そうなのよ！あいつ探偵の仕事が忙しいとか言って高校来てないのよ！」



私は園子様に紅茶を淹れながら話を聞く



貴「そうですか。寂しくなりますね…工藤さんとは勉強関係で争っていたのですが…」



園子「そう言えばそうね〜。ま、1番可哀想なのは蘭よ。付き合ってるんだから」



園子様は頬杖を付いて言う



貴「そうですね。今度会ったら注意しときましょう。」



淹れた紅茶を園子様の方に出し、お盆を抱いてその場に立つ



園子「疲れるでしょう？座りなさい」



貴「…失礼します。」



私は園子様のご要望通り席に座る



園子様は私の胸元をじっと見た



園子「私があげたそれ。まだ付けてるのね」



貴「こちらですか？」



私は胸元についてるブローチを手にかける



貴「こちらは私の宝物です。肌身離さず毎日持っております。園子様から貰った最初の贈り物ですから」



私はにこりと笑いかける



園子「そう。私も嬉しいわ」



そんな会話をしてると、毛利さんから電話がかかってきた



園子「もしもし？……うん。……コナン………………？。え？…うん…………そう、今から向かうわね！」



私は園子様の「今向かう」という言葉に席を立つ



簡単な身支度をして部屋のドアを開け園子様を通し、話を聞いた



園子「蘭がガキンチョを預かっあらしいのよ。男の子よ」


貴「その子を紹介してくれるのですね」



園子「ええ。そういうことよ！」



私達は歩きで毛利探偵事務所に向かった

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