5 ページ6
シーン…
『やっと静かになった』
男達が武器を持ってこっちに向かってくる状態で止まっている。否、止まっているのは男達だけではない。酒場の店主、同じくこの酒場で宴をしていたハートの海賊団、そして酒場があるこの街で動いている者はいない
『さて…私の時間を邪魔してくれたこの男達はどうしましょか…』
この男達の服をビリビリに破いてやろうかしら…いや、それは気持ち悪いわね…
やっぱりいつもみたいに能力が解けたらナイフが飛んでくるのがいいかしら…？
これに決まりね
マリンは何処からか大量のナイフを取り出し男達
に向かって投げつけた
そのナイフは避けようと思えばギリギリ避けられる位置でとまる
パチン
再び指を鳴らすと能力が解除される
ヒュンヒュン‼
ナイフが一斉に男達の方へ飛ぶ
「ギャァ〜‼」「どっから飛んで来た⁉このナイフ‼」
私に声を掛けてきた男は避けられたみたい
だが、ほとんどの男達は倒れている
「お頭ぁ‼こいつ"国崩し"クロノス・D・マリンだぁ‼」
「え‼えぇぇぇ‼こいつがあの国崩し⁉」
『あら…今気づいたの…？』
「ひぃぃぃぃぃ‼ゆ、許してください…‼」
男は泣きながら許しをこう
『これ以上私を怒らせたくなかったら仲間を連れて早く逃げることね』
「ひっひぃぃぃぃぃ‼」
男は仲間を連れて逃げ出す
『…弱い男
マスター、ごめんなさいね騒がしくしてしまって』
「いやいや、いいんだよ。無事だったかい？」
『えぇ、ありがとう』
そう言って食事を再開する
すると何かを思い出したように食事の手をとめる
『あぁ…ハートの海賊団の人達も騒がしくしてごめんなさいね』
「…‼へぇ…。俺達を知ってんのか」
『えぇ…。有名だもの。北の海の賞金首"死の外科医"トラファルガー・ロー』
ピリピリとした空気が流れる。一触即発しそうな雰囲気にハートのクルー達はハラハラしていた
「……」
『……』
両者睨み合いが続く
「………」
『……今争うのは敵策じゃないわ。』
「そうだな」
そのやりとりにクルー達はホッと息をつく
『じゃあね。また機会があれば会いましょう』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぼんど(プロフ) - マリアさん» コメントありがとうございます！早くローとの展開を書きたいので頑張りますね！ (2021年7月21日 23時) (
レス) id: 35902c24cd (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - とても、面白いです！これから、ローとどうゆう関係になるのか楽しみにしてます(^^)更新待ってます！ (2019年9月1日 19時) (レス) id: 4cdcd75303 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぼんど | 作成日時：2019年5月5日 23時
