三代目が大好きなツンデレ女子

仲直り ページ20

side臣









廊下を歩いていると









自販機の向かいのベンチに歩未の姿が








俺はその場で、歩未の好きなファンタと自分用にコーヒーを買って隣に座った









臣「ほら、」








「ありがと」







臣「岩ちゃんクソ焦ってたよ、許してあげたら？イライラしてんの？」






「いや岩ちゃんにはムカついてないけど、アメトークの運動神経悪い芸人のめっちゃいいところで止められたからほんとクソだわ」








臣「あぁ(笑)ま、でも大人だったじゃん。すぐキレるのかと思った」







「流石にあんなのでは怒んないわ(笑)ありがと、臣！戻りますか」









臣「おう、まぁでもストレス溜まる前に早めに誰かに言えよ。、この臣様はいつでも空いてるぞ」









「…金取る？」









臣「クレジット分割払い」









「臣嫌い」








臣「うそうそ、(笑)タダだよ！」








「ふはっ、ファンタありがとね！」









楽屋に戻ると









岩「歩未様！山田様！田中様！あ、間違えた！すいませんでした！！！」









いやそこ間違えたらダメでしょ、








「………田中じゃねぇわ！今度ご飯奢りで」







岩「わかりました！田中さん！」








「だから、田中じゃねえって」







臣「歩未、今日女の子の日でしょ？(小声)」







「は、なんで知ってんの気持ち悪」






臣「何年一緒にいると思ってんの、女の子の日になるとお前すげえ機嫌悪くなるじゃん。この臣様は把握済みだからな」







「あぁ、あざす」









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