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壱話 ページ2








「…というのが最近悪魔たちを恐怖に突き落としている噂話ですね。」



美しいピンク髪の悪魔がそう言った。かなりの美形で、とてもモテてそうだ。




「こ、こわっ……⁉︎アズ君、よくそんな話知ってるね…⁉︎‼︎」


続けて、青髪の少年もオドオドした目で話す。頭にある謎の触覚が特徴的だ。


ピンク髪の少年は褒められて嬉しそうにキラキラした目で話しを続けた。


「は、はい!なんせ有名な…」


ドゴォッ‼︎


「ゴフッ‼︎」


何処からか緑色の物体が現れ、ピンク髪の少年に体当たりをした。


緑色の物体は立ち上がると、嬉しそうに目を輝かせた。
…よく見ると女子悪魔だった。



「キャッホホォ〜い!アズアズにクリ〜ンヒット‼︎」

「うるさいぞウァラク‼︎黙って座れぇい‼︎」

「ま、まぁまぁ…落ち着いて2人とも…」


…放課後。入間軍は中庭で雑談をしていた。放課後に集まるなんて珍しい事だろう。


いい快晴天気の今日。放課後関係なく、外に出る悪魔は結構多かった。

屋上にある謎のピンクのふわふわの花で花見する悪魔も多い。



…しかし、そんな騒ぎには目にもくれず、ただひたすら廊下を走っている一名の男子悪魔がいた。

「はぁ、はぁ。」

どこかに向かっているのだろうか、かなり早い。

…生徒会が通ると急激に速度落としたが。

生徒会が通った後、その悪魔は走りに走り、【第三倉庫室】前まで行った。


ここはただの倉庫室…ではない。とある(非公認)師団の師団室に使われている。


ドアには、《相談受付中♡》と書かれている貼り紙が貼られていた。

男子悪魔は、その扉をバーンと開けた。

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- 更新頑張ってください‼︎めっっっちゃおもろいです‼︎ (2022年10月9日 16時) (レス) @page3 id: df0fd17d11 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続き待ってます (2022年10月7日 21時) (レス) id: 88cdbe10d0 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 神 (2022年10月7日 21時) (レス) @page1 id: 88cdbe10d0 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - おもろいぞー (2022年10月7日 21時) (レス) @page1 id: 88cdbe10d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユウト | 作成日時:2022年10月7日 20時

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