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第74話 ページ7

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蜜璃ちゃんはそのまま鬼と距離を詰め頚を斬ろうとする


鬼は口を大きく開ける


多分血鬼術だ


「甘露寺さんそいつは本体じゃない!!顔を斬っても死なない!!」


なるほど。


だったら次こそ私の番だ


「ばん」


ビシャッという嫌な音と共に鬼の首から上が粉砕する


「きゃあ!!」


蜜璃ちゃんが小さな悲鳴と共に鬼から離れる


「蜜璃ちゃん大丈夫?」


「あ……うん!大丈夫!!Aちゃんこそ大丈夫!?」


「うん、大丈夫だよ。早くケリをつけないと皆危ないかもね……あ、それより次の攻撃、来る」


蜜璃ちゃんはハッとしたように刀を握る


ピシャンッ!!


雷の血鬼術が走る


「大丈夫よ!仲間は絶対死なせないから!!私悪い奴に絶対負けない!!覚悟しなさいよ!本気出すから!」


蜜璃ちゃんはたしかこの辺りから痣が発現したはず。



痣が発現しない程度に加勢しなければ…


「蜜璃ちゃん、私も加勢する」


「駄目よ!Aちゃんは炭治郎くんたちと一緒に!」


「それだと駄目なの」


そう言って蜜璃ちゃんを追いかけるとムッとしたような顔になった


「もう!今だけは言う事聞いてちょうだい!」


「このまま1人で戦えば貴方死ぬわよ」


まあ、死ぬことは無いが痣が出ないようにしなければいけないし


「!!……Aちゃん…。」


「レゼ、ボムに変わって蜜璃ちゃんを援護して」


私がそう告げると直ぐに土の塊からレゼの形へと変形し、更に首の金具を引くと爆弾の悪魔"ボム"へと変化した。


「可愛らしい女の子の頭が!!」


「何だそいつは」


蜜璃ちゃんも鬼も驚いている。初見のものは誰でも怖れるものだ


「私の愛しき武器人間です」


「血鬼術…」


鬼は血鬼術を繰り出そうとする


しかし、レゼの爆発による素早い移動と身体から自在に繰り出される爆破によって全ての血鬼術が弾かれる


「す、すごいわ!!強い強い!!」


蜜璃ちゃんはレゼの強さにはしゃいでいる


爆破した火花が木のトカゲに飛び火し、燃え盛る


「ギャァアアア!!」


木のトカゲは苦しそうに悲鳴を上げた


「レゼ、ここは任せるね」


この場はレゼと蜜璃ちゃんに任せて私は炭治郎たちの方へ向かうことにした。

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mai(プロフ) - 更新楽しみにしております😭 (10月12日 14時) (レス) @page32 id: bfff11b4c7 (このIDを非表示/違反報告)
Gatto:(プロフ) - アワアワさん» ありがとうございます!そう思っていただけて嬉しいです!更新頑張ります! (2023年4月16日 18時) (レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
Gatto:(プロフ) - 咲良さん» ありがとうございます!更新遅いですがこれからも読んでいただけると嬉しいです! (2023年4月16日 18時) (レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
アワアワ - めっちゃ面白いです!!鬼滅の刃の小説の中で一番面白いです!!更新待ってます(*^^*) (2023年4月12日 21時) (レス) @page23 id: 2db5ff9399 (このIDを非表示/違反報告)
咲良 - いつも楽しく見せてもらってます! (2023年4月3日 21時) (レス) @page23 id: 44e7e63b77 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Gatto: | 作成日時:2023年2月27日 22時

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