【鬼滅の刃✕チェンソーマン】支配の天使 ３

第７３話 ページ6

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「何ともまぁあっさり逝ったな…」


玉壺の事を思い出しながら半天狗と炭治郎たちが戦っているところへ急ぐ


玉壺の本気の姿も見ることができないまま支配が完了してしまった


まあいいか


今回は無一郎くんが痣が出なかった事が何よりも大事なことだから。


それより、次は半天狗だ


もう蜜璃ちゃんは合流してるだろうか


……！


あれは…


木の竜？トカゲ？


全員つかまっていて木のトカゲに締め付けられている


まさにピンチだ


すぐにでも支配して"離せ"と命令すべきか


直ぐにでも命令しようとした


その時＿＿＿＿




「大丈夫！？」


可愛らしい声と共に現れたのは蜜璃ちゃんだった


良かった


間に合ったみたい


「ちょっと君！おイタが過ぎるわよ！禰豆子ちゃんと玄弥君を返してもらうからね！」


「黙れあばずれが。儂に命令して良いのはこの世で御一方のみぞ」


あばずれと言う言葉を聞いて蜜璃ちゃんに衝撃が走った


「本当にそうかしら」


固まっていた蜜璃ちゃんははっとしたように私の方に視線を向けた


「Aちゃん！！来てくれたのね！」


「柱でもない小娘が一人増えたところで何も変わらない」


「…そう。もし、私が貴方を支配できたとして、貴方が私の命令を受け入れたとしたら？」


「腹立たしい女だ。そんなことは天地がひっくり返っても有り得ぬ」


「言いましたね？……蜜璃ちゃん、あいつにあばずれなんて言わせたこと頭を地につけて謝ってもらいましょう」


「Aちゃん…！！ええ！！そうしましょう！！私、あばずれじゃないもの！！」


「狂鳴雷殺」


血鬼術を鬼が放った瞬間蜜璃ちゃんが前に出る


「甘露寺さん！！」


「恋の呼吸 参ノ型 恋猫しぐれ！！」


攻撃自体を斬った…


「私怒ってるから！見た目が子供でも許さないわよ！」



やはり実物を見ると変な刀だ


薄くて柔いからよくしなる


あんな刀、蜜璃ちゃんにしか扱えないだろうな


「恋の呼吸 弐ノ型 煩悩巡る恋」


「陸ノ型 猫足恋風」


呼吸で次々と攻撃を躱していく


「血鬼術 無間業樹」


広範囲の血鬼術か。躱しきれるかな


「恋の呼吸 伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪！」


要らない心配だったようだ

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