第72.5話 ページ5
無一郎side
「……おえっ」
「泡吹いてますよ!!」
「あらら……」
駄目だ…倒れる
「思ったより大丈夫じゃ無さそうだね」
眼前に迫っていた地面に倒れることなくAが支えてくれた
「小鉄くんなら無事みたいだよ」
「はい」
Aの隣には小鉄くんが立っていた
「うわー!!!小鉄くんの亡霊!!」
「いや全然死んでないので亡霊じゃないスよ」
何で…?鳩尾を刺されたはずじゃ…
「これ切られたの腕の方の血なんですよ。押さえたからついちゃって。腕の傷わりと深いんで血が止まんないと、これから死ぬかもしれないですけど……あと腹の方には、炭治郎さんから預かっていた鍔を入れていたので助かりました。新しい刀に付けてほしいって言われたんですよ。」
___柱として共に頑張ろう___
煉󠄁獄さん…
「煉󠄁獄さん炭治郎に渡してたんだ……」
Aは驚いた顔をしながらボソッと呟いた
___ほら、全部うまくいった___
父さんの声……
側には母さんもいる
___頑張ったなあ__
兄さん…
「………くん、無一郎くん?」
「ぁ、A」
「大丈夫?安静にしてたほうがいいね。私は炭治郎の所に行くから鉄穴森さん、小鉄くん、無一郎くんをよろしくね」
そう言うとAは炭治郎が戦っている所に行こうとする
僕は咄嗟に手を掴む
「?」
「………なんでもない…気をつけて」
Aが心配でつい手を掴んでしまった
でも、無傷で上弦の鬼に勝ったAなら…
信じようと思った
「必ず鬼を倒してくるね」
そう言ってAは走り去っていった
171人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mai(プロフ) - 更新楽しみにしております😭 (10月12日 14時) (レス) @page32 id: bfff11b4c7 (このIDを非表示/違反報告)
Gatto:(プロフ) - アワアワさん» ありがとうございます!そう思っていただけて嬉しいです!更新頑張ります! (2023年4月16日 18時) (レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
Gatto:(プロフ) - 咲良さん» ありがとうございます!更新遅いですがこれからも読んでいただけると嬉しいです! (2023年4月16日 18時) (レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
アワアワ - めっちゃ面白いです!!鬼滅の刃の小説の中で一番面白いです!!更新待ってます(*^^*) (2023年4月12日 21時) (レス) @page23 id: 2db5ff9399 (このIDを非表示/違反報告)
咲良 - いつも楽しく見せてもらってます! (2023年4月3日 21時) (レス) @page23 id: 44e7e63b77 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Gatto: | 作成日時:2023年2月27日 22時