胡蝶しのぶの心情2 ページ6
だけど、そんな夢なんか叶わず
[しのぶ、後の事は任せた]
そう言って、、姉さんが好きと言ってくれた
私達の笑顔で、敵に突っ込みに行った
「待って、待ちなさい!!キキョウ!!」
何故自分から死にに行くの!?
貴方も私を置いて逝くの?
脳裏には、いつも傍で支えてくれた
笑顔で、この世で唯一の血の繋がった家族
隣で末の妹が止める声が聞こえる
けれども突っ込むのをやめない
私もキキョウに加勢をしに行くが
この距離で届くかどうか
そして微かに聞こえた声
[一緒に地獄へ堕ちようぜ]
あぁ、、キキョウ貴方は相打ちをするのね
お願いだから、私を置いて逝かないで
[雪の呼吸、拾の舞、花蝶雪月]
その技は……私と姉さんの呼吸を取り組み
雪の呼吸の中でも1番威力が強い技
すると目の前の鬼の頸が取れかかる
その隙にカナヲが攻撃を仕掛け
私も怒りを刃にし、自分のこの感情を制御出来ない
姉だけではなく、唯一の姉さん達の忘れ形見
まで目の前で殺されたのに、無理だ
あぁ、この憎悪はこの鬼を葬っても消えない
目の前の鬼がキキョウの肩を食いちぎり
更には、心臓まで持っていきやがった
許さない許さない許さない許さない
絶対にこの鬼は、私が葬ってやる
その一心で、鬼を切る
いつの間にか、冨岡さん達が来て攻撃をしてくれた
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作者名:夜叉姫 | 作成日時:2020年2月20日 22時