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家に帰ると
メイドさんたちがおかえりなさいと声を掛けてくる
夕食を食べ
部屋に戻る
ベットの上で考える
もし今、僕がサッカー部に入ったら
[(天馬君の言う革命を成功させるには、
化身が不可欠……化身……)]
そんな事を考えていると
いつの間にか、視界が暗転した
夢を見た、この世界に来て、
父親と呼べる存在がサッカーを教えてくれた事
父「なぁ、祈叶、サッカーには化身っての言う
のがあるんだ、化身とは
サッカープレイヤーの気力が高まると姿が具現化す
る。
その力に個人差があり、かなり体力を消費することもあるんだ」
[凄いね!!お父さんは出来るの?!]
父「あぁ、父さんはな、ーーーーーーーーて言う化身なんだ!!
フィールドの中では相棒も同然なんだ!!」
そう言って楽しそうに、そして自慢をするような
そして何処か寂しそうに、話をしてくれる
するとその光景にノイズが入る
ザッザッザッ
嫌な音を立てて、最後はプツンと
電池が無くなったように、暗転した
次に写った光景は
雨の降る日だった
周りの人は黒い服を纏い、自分も黒い服を着ていた
泣いている人も入れば、寂しい表情をしてる人もいた
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作者名:夜叉姫 | 作成日時:2020年2月20日 22時