来世なんて、いらないな (ページ10)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:12,281 hit

7日目　　間違いページ10

気づけば足は動いてた

小屋から出ちゃいけないと思っても
そんなの今はどうでもいい

とにかく**が心配なんだ

　

｢…－－－！！｣

曲がろうとしたところで
怒鳴り声が聞こえた

大人の声だ

そっとのぞく

A｢－－!!!! **！｣

二人の大人に抑えつけられ
首にナイフを当てられている**がいた

｢－なっ！
早く殺れ、めんどくさくなる｣

必死に走る

でも細い足にはそんな力はなくて
すぐに倒れこんでしまった

A｢ｯやめろ!!!**を離せよ！
そいつが何したっていうんだよ!!!｣

心臓が痛くなる

**がこちらを見ていつも
みたいに笑う

はぁ？
なんで笑ってんのさ
なんで**は殺されかけてる？
じゃあその痣は今までにそいつらが？

首にナイフが近ついてく

やめろ
どうして？

この足が動けば

動けば**を救えるのに

助けてもらったのに

こうやって『親友』が
死ぬのを見てるだけなのか

ザｯ!!…

目の前に血が広がる

**に昔教えてもらった海みたいだ

ヨロヨロとおきあがる私の前に一人の男が
ナイフの血を拭きながら近づいてくる

｢そいつが死んだのは、

『お前』が悪いんだ

ここではお前に会いに行くのは禁じられていた

なんども注意した。

でもやめなかった

罪を重ねたやつは処刑された

こうゆうことだ｣

前髪を掴まれ中に上がる

なんだろこれ

さっきまで力の入らなかった体は
嘘みたいだ

今ならこいつらを殺せる

**を苦しめた奴ら。

だけどこいつらは私が悪いっていった。
　でもどうでもいい

A｢…皆殺せばいい｣

　

｢は？｣

つぶやいた瞬間に男のナイフを奪う

もう一人は突然のことに驚いたみたいで
こちらにかけてくる

グシャッ

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ