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名札を書き終えると、机を運んだり、椅子を運んだり…部屋の準備を手伝う。
それも終わる頃に由利江さんにこの活動について簡単な説明を受けた。
ここは塾に通えない貧困家庭の子どもたちや、学校での授業についていけず遅れてしまっている子どもたちに勉強を教えているらしい。
小・中学生が大半だけど、中には高校生もいるそうだ。
こんな活動があるなんて知らなかった…
17年生きてきて色々知っているつもりでいたけど、まだまだ知らないこともあるらしい。
子どもたちが入ってくると、いよいよ活動が始まった。
大きな部屋がパーテーションで3つに区切られていて、その中のひとつの小学校低学年が私と�盒鏡萓犬乏笋蠹�てられた。
並べられた長机にはそれぞれ椅子が3脚ずつ置いてあって、今は5人の子ども達が持ってきた夏休みの宿題を自由にやっている。
�盒鏡萓犬肋�し前にトイレに行くと言って席を外していた。
国語の問題を解いていた小学2年の女の子が「ねぇ、A先生」と声を上げる。
聞き慣れない「先生」という響き。
それが自分を指す言葉だと気が付くのに時間がかかってしまって、また可愛らしい声に「A先生！」と呼ばれてしまう。
「あっ！ごめんね」
「ちょっとぼーっとしてた」と笑えば、女の子は「もー」なんて言って愛らしく頬を膨らませた。
「先生」なんてまだまだ慣れない。
でも今日の私は“(仮)”や“見習い”という言葉が付いたとしても彼女たちにとっては「先生」で、そうだと意識すればするほど頑張らないとって肩に力が入った。
「どうしたの？分からないとこあった？」
先生らしく振る舞いながらそう問い掛ける。
「ううん、ちがーう！A先生の誕生日っていつー？」
「へ？誕生日？」
頑張ろうなんて意気込んだ矢先。
思いもよらない質問に、肩透かしをくらってずいぶんと間抜けな声が出てしまった。
話を聞けば文章問題の題材が「誕生花」だったようで、それで私の誕生日を聞いてきたらしい。
「先生はいつー？」
「あー、えっと…」
言おうか言わまいか迷う。
…果たして言うべきなんだろうか。
適当なことを言ってやり過ごすことだってできるし、本当のことは言う必要ないかもしれない。
でもやっぱり嘘はつきたくなくて、「実は…」と切り出した。
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any(プロフ) - 橋本くんにキュンキュンしました(>_<)！橋本くん推しです← (2019年4月24日 5時) (
レス) id: 2326587387 (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - 秋編最高でした、、橋本くんに終始キュンキュン(T_T)高橋先生もたのしみです♪ (2019年2月27日 0時) (レス) id: 0cf2807e38 (このIDを非表示/違反報告)
中島はるにゃん♪(プロフ) - 次はいつくらいになりそうですか？ (2019年2月11日 22時) (レス) id: 77f051cc38 (このIDを非表示/違反報告)
りゅりゅ(プロフ) - れいさん» れいさん！お返事遅くなってごめんなさい(><)秋編の更新は2月10日頃になりますが色々と考えているのでお楽しみに！橋本くん推しなんですね♪まだ私の中でもラストは決まっておらず今後どうなるのか…悩みます(笑)こんなお話ですが、お付き合いいただけると幸いです。 (2019年1月17日 22時) (レス) id: 28dcf1f827 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - とっても素敵な作品でスラスラ読んでしまいました！！�盒鏡萓犬箸療験�が期待できる秋編たのしみにしています(^-^)ちなみに私は優しい彼氏の橋本くん推しです！笑 (2019年1月13日 9時) (レス) id: 0cf2807e38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゅりゅ
| 作者ホームページ：https://twitter.com/ryuryu_movie?s=09
作成日時：2018年11月18日 19時
