story18 ページ26
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「尾白はどこ行ったんだ！？」
「あっ！あそこ！」
そこには、障子と対面する尾白、あと多分葉隠がいた
「どういうことだよ！？さっきまで寒かったのに、今は全然そんなことねえし
誰かの個性か？」
「葉隠と尾白は違ぇよな」
葉隠は見ての通り透明人間
尾白も異形型だろう
なら、
「氷室ちゃんの個性かしら？」
「動いてもいいけど足の皮剥がれちゃ満足に戦えねえぞ」
「轟！尾白と葉隠がこっちにいる！」
「は？」
なぜだ？俺はちゃんと個性で凍らしたはず
まさか、
「はじめまして、ヒーロー」
目の前にいる敵を見た
パチン
氷室が指を鳴らす
そうすると、ビルの氷の上にまた氷が被さり、
「で、出入口が塞がれた！」
「うそだろ…」
出入口には、
通ることが困難な氷柱が出来ていた
「すげえ！出入口を塞ぎやがった！」
(氷室少女…
あの時、話した少女か！
仲間を呼べないように、出入口を塞ぎ、尚且つ地下の氷結をあっさりとなかったことにする…
本当にヒーローを目指して間もないのか！！？)
氷室A
個性:水氷
空気中の水を集め、状態変化し、氷にする
水として扱うことも可能
水・氷個性の最上位といってもいい
「ｸｿｯ
俺の上位互換ってやつか」
「轟くんの個性をちょっと利用させて貰ったよ
ありがとう」
(氷結を出したら、こいつの個性に利用される
かと言って、左は使いたくねえ
どうする…)
「ちなみに言うとね、この核を周りに囲んである氷結も私の個性
壊れることも無いし、燃えることも無いよ
あなた達が勝つのは、無理だろうね」
「なら、お前をここで倒すしかねえな」
「ッ！」
「轟、女子にも容赦ねえ！」
「氷室、よく避けたよ！」
「確か、氷室も推薦だろ？
推薦者同士か！」
轟の蹴りをバク転で避け、構える氷室
何かが飛んできて、持ち前の反射神経で避ける轟
それは、氷柱だった
轟に手の標準を合わせ、氷柱を打つ氷室
そして、
「私達の勝ちだね、轟くん」
「は、」
「敵チームウィーーーン！！」
時間制限で、敵チームの勝利だった
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作者名：うぃず | 作成日時：2020年1月2日 11時
