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第4話『なげきの台にて』 ページ5

焔魔堂ろくろの問題ある発言により…彼が禍野へ入ることとなり、急遽…禍野へ同行することとなった時雨 は早急にケガレ祓いをする支度を整え…

凜音を連れ、集合場所である『なげきの台』へ足を運んだ。

そこには既に、十二天将『勾陳』五百蔵 鳴海を筆頭とした五百蔵家とその傘下である陰陽師たちと…双星の片割れ、新白虎、十二天将『朱雀』斑鳩 士門たち一行。

十二天将『天空』勝神コーデリアを筆頭とする勝神家とその傘下である陰陽師たちが集結しており…

五百蔵家の者などが向かう任務の為…気合いを入れ直している姿がある。

どちらかというと静かめな家系である勝神家と、その傘下は冷めた様子でそれを眺めているだけであるけれど。

そんな様子を静かに傍観している時雨 に気付いたらしい…

鳴「おお!時雨 か!どうした?お前がケガレ討伐の任務に同行するなんて、随分久しぶりじゃないか。」

時雨 の師である…先代『白虎』天若 清弦の古き友人の一人でもある五百蔵 鳴海が声をかけてきた。

師、天若 清弦は幼くして父を失い…自分を産んだ時に母が亡くなったことで母を知らずにいた…

家族を知らずにいた時雨 を何かと気遣い、自身の子でもあるかのように…厳しくも、愛を持って面倒を見てくれた。

その影響で、この男…五百蔵 鳴海も時雨 を自身の子であるかのように可愛がり…いつだって普段と変わらぬ態度で接してくれている。

そのような存在は陰陽頭相談役の地位に就いた時雨 にとっては珍しい存在である訳で…

時雨 『有馬様の命で、同行するように…と。』

何時も島の重役などに挨拶をする時のような堅苦しさを抜いた…ただの年上と年下のような自然な対応をする。

そんな自分たちに視線が集まっているのに気付き、振り向くと…

そこには、自分の弟弟子に当たる人物であり…十二天将『朱雀』を継承した男…斑鳩 士門が呆れた様子で…

時雨 がこの任務に同行することとなった原因である焔魔堂 ろくろに何かを説明しているのが見えた。

聞くからに、説明している内容は時雨 についてらしい。

自分のことについて話しているから、ろくろが自分の師を死の危機から救ってくれた人物であるから…かもしれないが…

『…俺に何か用か?』

気になり、時雨 から声をかけると…

見ていることに気付かれたことに驚いているらしい…2人して変な声を出して驚いていた。

これが、ろくろと時雨 …初の対面である。

第5話『禍野へ』→←第3話『焔魔堂ろくろ(2)』



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設定タグ:双星の陰陽師 , 鸕宮天馬   
作品ジャンル:アニメ
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miluka(プロフ) - 茹でおはぎマンさん» すいません。ミスです直します (2018年12月30日 17時) (レス) id: b1e24b1a55 (このIDを非表示/違反報告)
茹でおはぎマン - 『凜音様の式神白澤』? 時雨様ですよね? (2018年12月29日 0時) (レス) id: 76f0e8b263 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 東京喰種さん» たしかに外したのを確認したはずだったのですが…ついてましたね、すみません。 (2018年12月7日 1時) (レス) id: f01d23ed14 (このIDを非表示/違反報告)
東京喰種 - マンガやアニメを題材にした小説はオリジナルではなく二次創作です。オリジナルフラグを外して下さい (2018年12月7日 1時) (レス) id: a39dd38ad9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月、miluka x他1人 | 作者ホームページ:http://aIKtu&souselove  
作成日時:2018年12月5日 23時

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