No.5 ページ6
その1週間後くらい。
今でも友達のスルビからこんな事を聞いた。
sb「ヨンヒ、ホン・ジスの事好きなんだって」
「え？」
sb「昨日私に相談してきた」
その時の私は衝撃よりも悲しさが多かった。
だって
sb「だからAにも告白断らせたんじゃない？」
裏切られた気分だったから。
その後私は走ってジスの場所に向かった。
jh「お、どうしたの？」
sc「もしかしてジス？」
「はい。居ますか？」
sc「ジスー」
js「…A」
ジスは悲しそうでどこか嬉しそうな
そんな表情をしていた。
js「あっちで話そうか」
ジスは私の手を引いて
人通りの少ない階段に向かった。
「ジス…ごめんね、急に」
js「いいよ。どうしたの？」
「ヨンヒ…知ってる？」
js「Aとよく一緒にいる子…の事？」
「そう。その子にジスに告白された事を相談したの。そしたら断れって言われて断っちゃって…でもその後よく考えてみたの。本当に断ってよかったのかなって」
js「うん…」
「実は私もジスの事がjs「A」…ん？」
js「Aの事僕今でも好きだよ。だから付き合わない？」
「…よろしくお願いします」
この時の選択は間違っていなかったと思う。
ジスと付き合ったのは幸せだったから。
でもこの1年後、
大学3年になった時の事、
「どうしてヨンヒと居たの？！意味わかんないよ…」
ジスがヨンヒと歩いて居たのを
私が街中で見てしまったのをキッカケに
喧嘩をしてしまった。
ううん、違う。
本当は私が一方的に怒っただけ。
js「違う、聞いて、「いや！聞かない！ジスもどうせは私を裏切るんでしょ？！もーいいよ！別れよ」…まって、「ばいばい」
そう別れを告げて
ジスが私を呼んでいるのも無視して
私は自分の家を飛び出した。
行く当てもない私を拾ってくれたのは
スルビだった。
私の家にはジスが1日おきくらいに
泊まりに来ていたからジスの物が沢山あって
帰りたくなかった私にスルビは
sb「私の家に住みなよ」
そう言ってくれた。
そのまま大学を卒業して今に至る。
もちろん今でもスルビとは一緒に住んでる。
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作者名：galaxy | 作成日時：2019年8月22日 2時
