No.10 ページ11
js「おじゃましまーす」
ちゃんと靴を揃えて入ってくるジス。
礼儀は正しいよね。礼儀は。
「何飲む？」
js「コーヒーかな。ありがとう」
「ブラックでいい？」
js「うん。ミルクって言ってもAの事だからミルクないでしょ？」
「はは、分かってるね笑」
js「大学の時からじゃん笑」
「実は高2から笑」
js「大人笑」
「あ、なんか見る？」
js「うん、そーしよっかな」
「引き出し開けたら海外映画入ってるから好きなのみていいよ」
js「ありがとう」
js「A」
「んー？」
js「俺達が別れたばかりの時ジョンハンが次の人に進めばいいって言ってきたんだよ」
「…そうなんだ…笑」
js「でも、やっぱ進めなくてさ」
「うん、私も。」
js「やっぱ、Aが運命の人なんだって思った」
「運命…か…そうだね笑」
js「だからさ」
「うん？」
・
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・
js「俺達、結婚を前提に付き合わない？」
「結婚…？」
js「そう、Aとずっと一緒にいたいって、幸せな家族になりたいって思った。どうかな？」
「…そうだね。こんな私でよければ」
js「ほんとに？」
「ジスが今酔って無ければね」
js「酔ってないよ」
「ご両親に挨拶行かないとね」
js「そうだね。アメリカだけど」
「ジスの為ならどこにだって行くよ」
js「それ男が言うセリフ」
「ははっ」
js「…A」
「んー？」
js「ありがとう。信じてくれて。」
「いいえ。笑こちらこそですよー」
js「好きだよ」
「私は大好きだよ」
js「じゃあ愛してる」
「んーそれ以上の言葉ないや、なら私も愛してる」
js「ははっ」
こんなバカップルみたいな会話でもジスとなら
ドロドロせずサッパリとした恋愛が送れる気がする。
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作者名：galaxy | 作成日時：2019年8月22日 2時
